<麒麟がくる>佐々木蔵之介、光秀と秀吉の関係性がどこで変化するか「とても楽しみでありヒヤヒヤしてます(笑)」

2020/11/08 16:30 配信

ドラマ

木下藤吉郎を演じる佐々木蔵之介(C)NHK

長谷川博己が明智光秀を演じる大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にて、11月8日に放送される第31回「逃げよ信長」では、織田信長の撤退戦「金ケ崎の退き口」が描かれる。放送に向け、木下藤吉郎を演じる佐々木蔵之介がコメントを寄せた。

同作は、史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀、さらに豊臣秀吉や徳川家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く物語。

第31回では、ついに越前へ向けて出兵を開始した信長(染谷将太)。破竹の勢いで敦賀まで制圧をするも、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のいる一乗谷まであと一歩に迫った金ヶ崎で、浅井長政(金井浩人)が信長を突然裏切り、背後から迫ってくる。朝倉・浅井に挟まれ絶体絶命の信長軍だが、信長はこのまま前進するという。光秀(長谷川)は、織田信長はいま死んではならない、逃げるべしと強く説得する。

佐々木は、自身が演じる藤吉郎を「藤吉郎は武士へと成り上がりましたが、従来の武士とは明らかに異質。貧民で物売りという出自から来る“藤吉郎なりの武士”と言いますか、発想点が違うように感じています」と分析。

また、“光秀最大のライバル”と言われる秀吉を演じることを佐々木は「この時点では、織田家臣団の中ではまだまだ下っ端。何とかのしあがろう、何とか殿に認めれるよう功績を残そう、と奮闘している最中。光秀に対して『蹴落としてやるぞ』とか『ライバルだ』とかは、この段階ではまだ思い至っていないのでは…?むしろ、戦友といいますか、仲間の絆も少し感じているような。この二人の関係性がどこから変わっていくのか、とても楽しみでありヒヤヒヤしてます(笑)」と明かした。

また、今回描かれる「金ケ崎の退き口」を佐々木は「藤吉郎にとって大きなターニングポイントのひとつとなります。是非、注目してご覧ください」とアピールした。