日本テレビ系で放送中のドラマ「東京タラレバ娘」(毎週水曜夜10:00-11:00)と“連動”したHulu連動オリジナルドラマ「東京ダラダラ娘」が、2月22日(水)よりHuluにて配信されることが分かった。
「東京タラレバ娘」は、吉高由里子、榮倉奈々、大島優子の3人が「~だっ“たら”」「~してい“れば”」という会話を繰り返すうちに、仕事も恋愛も行き詰まってしまったアラサー女子3人組に扮(ふん)し、厳しい現実にもがく姿を痛快に演じている。
一方の「東京ダラダラ娘」には、「東京タラレバ娘」の一世代上に当たる佐藤仁美、小沢真珠、小林きな子が集結。独身をこじらせたアラフォー女子3人組に扮し、ショートコメディードラマを展開する。
3人がだらだら飲んだくれながら繰り広げる会話の中に投影される、“よりディープな独身こじらせ女子の世界”。彼女たちのあけすけな会話が、“タラレバ娘”世代よりもっと独身をこじらせた世代のハートをガッチリとつかむ。
「東京ダラダラ娘」の主役はフリーライター・蘭子(佐藤)、美容師・早織(小沢)、居酒屋のおかみ・小梅(小林)。そろいもそろって独身・恋人ナシで、恋の痛みよりむしろ体の痛みを感じる機会の方が増えている(!?)アラフォー女子3人組だ。
「たら」「れば」なんて何となく未来に夢をはせる時期も通り越しつつある彼女たちの日課は、東京下町の酒処「呑んだくれ」でダラダラと女子会を開くこと。酸いも甘いもかみ分けたアラフォー&独身女子ならではのリアルな悩みをグダグダとぶちまける。
ゆるくて笑える会話の中には、ビシバシと直球で食い込んでくる名言や迷言も。彼女たちと同世代の女子の共感を呼ぶのはもちろん、タラレバ娘世代や世の男子も勉強になること間違いない。
配信を前に、佐藤、小沢、小林の3人がコメントを寄せた。
――作品の見どころを教えてください。
佐藤:全然ダラダラしてないところです(笑)。女子会というか井戸端会議みないになってるところも見どころですね。ちょこちょこ本気の切なさが入ってるところもいいですよ(笑)。
タラレバ娘も「確かに~」はあるんですけど、アラフォーなりの「確かに~」があります。それから結婚ってワードがちょっと重く感じるっていう(笑)。
小沢:アラサーとは違うアラフォーの諦めかけた感がせりふにも出ていて、やっていても気持ちがいいというか、振り切れるというか、アラフォー独特の開放感が見どころです。
本を読んだときにすごく面白くて、言ったら気持ちが良いだろうなというせりふがいっぱいあったので、見ている方にもそういうふうに思っていただけたらなと思いました。
小林:タラレバ娘は「~たら」とか「~れば」とか、まだ可能性があるから未練のような言葉を口にしますけど、アラフォーになると「~たら」も「~れば」も言わないっていうところが、これがアラフォーなのかなっていう気がしましたね。
かと言ってダラダラもしてないんですけど、むしろタラレバの皆さんよりもすごい勢いがあるじゃないですか(笑)。アラフォーになったら、力の配分が変わってくるんです。
男性に向かうエネルギーはあんまりないから、女子が集まったときのエネルギーがすごいんだなって、せりふを読みながら情報量の多さにぜんぜんダラダラしてないって思いましたね(笑)。
――普段、女子会はされますか?
佐藤:“オカマ会”をしています。オカマと一緒に飲んでガールズトークをします。女子同士で集まっても、みんなアラフォーなので、きゃぴきゃぴ感はないですね。ずっとのんでずっとカラオケを歌うっていう。どこへ行ってもスナックになるし、恋愛の話は一切ナシで愚痴だけです。愚痴を言わなくなったらブスになるねって(笑)。
小沢:プライベートでも、同世代が集まると似たような感じになってますね。女子が集まると自然にこういう感じにはなります。
小林:30代のときより40代になると、だんだん不満が多くなってくるんだと思います。女子会をすると、各自不満を持ち寄って披露し合うんです。それぞれの不満をぶつけ合って、自分の言いたいことを短時間で発散して帰るっていう感じなので、親身になって「う~ん」って共感してるかというとそれは微妙だったり(笑)。
――ドラマの注目ポイントを教えてください。
佐藤:みんなタラレバ娘にそっくりです! ただ、本家の3人には謝っておきたいな(笑)。3人のファンの方々に、先にすみませんでしたと謝っておきます。
小沢:第1話のまぶしい仁美さんを見てほしいです。「宝くじ高額当選者」みたいなときがあるんですよ(笑)。あんな表情なかなかできないです(笑)。
小林:仁美さんです(笑)。キラキラした顔に注目して見てほしいですね。
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