伊藤沙莉、初共演の恒松祐里とハイタッチ!「刺激をもらいました」<映画「タイトル、拒絶」舞台挨拶>

2020/11/19 11:49 配信

映画

映画「タイトル、拒絶」公開記念舞台挨拶提供写真

11月13日に全国で公開スタートした映画「タイトル、拒絶」(※R15+指定作品)。翌14日に公開記念舞台挨拶が行われ、主人公・カノウ役で主演の伊藤沙莉、マヒル役・恒松祐里、山田佳奈監督が登壇した。

それぞれが抱える事情にあらがいながらも力強く生きようと進むセックスワーカーたちを生々しく描いた本作。第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門でワールドプレミア上映を飾り、伊藤が東京ジェムストーン賞を受賞した注目作だ。


メガホンを取った山田佳奈氏は、劇団「□字ック」の主宰で劇作家・演出家。話題を呼んだ配信ドラマ「全裸監督」(2019年)の脚本に携わったことでも知られる。本作「タイトル、拒絶」は2013年に初演した同名舞台の映画化で、山田監督にとっては長編初監督作品となる。

「劇場公開を迎えるまで眩暈がする状態で日に日に具合が悪くなっていたのですが(笑)、お客様に観ていただいて映画が完成するんだな、と実感が伴っています」と挨拶した山田監督。

そんな山田監督について、伊藤は「すごく丁寧に(カノウを)一緒に作ってくださったことが心強かったです。優しくて面白い方。(本作の現場は)女の子たちが多かったので、女子高のようなノリになるのですが、一緒にふざけてくれたりしてくれるんです」と撮影中の様子を回想。恒松も「楽しかったですよね!相談しやすかったですし、すごく心強かったです。大好き!」と応じた。

山田監督は「一昨日あたりから俳優陣が褒めてくれるんです。なんだか里の親みたいな気持ちになってきちゃって(笑)。初長編という不安のなかで現場に立っていましたが、自分のディレクションは間違っていなかったんだなと心強く思いました。ありがとう!」と、はにかみながらも笑顔を見せた。