「#エール」トレンド1位!志村けんさん“小山田耕三”登場シーンに感謝の声と涙あふれる

2020/11/26 11:00 配信

ドラマ

「エール」第119回場面写真 (C)NHK


連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第119回が11月26日に放送された。この日が本編の最終回という位置づけで、裕一(窪田正孝)のもとに小山田耕三(志村けん)からの手紙が届く、という展開。今年3月に亡くなった志村けんさんの回想シーンも盛り込まれ、大きな感動を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

「こちらに来たら声を掛けてくれ」


第119回では、年老いて第一線を退いた裕一と病の床にある音(二階堂ふみ)の様子が描かれた。作曲家志望の若者・広松寛治(松本大輝)の訪問を受けた裕一は、広松の「私は古山先生を、小山田先生から続く日本の音楽の正統な後継者だと認識しています」の言葉を聞きながら13年前に届いたある手紙を思い出していた。

それは、裕一が尊敬してやまなかった日本音楽の重鎮・小山田耕三からの手紙だった。

小山田が亡くなる3日前に書いたという手紙には、裕一が手掛けた映画や舞台をよく見に行っていることや、長い間、裕一が自分にはないものを持っていることが悔しく恐ろしく、嫉妬ゆえにクラシック音楽への道を阻んでしまった、という後悔と贖罪の言葉が綴られていた。

裕一が手掛けたオリンピックマーチへは「音楽の深淵を知る曲だ。期待に応えた君に、国民を代表して最大の賛辞を送りたい。ありがとう」と手放しで褒めたたえるくだりも。最後は「私は先に逝く。こちらに来たら声を掛けてくれ」と締めくくられていた。

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