「#エール」トレンド1位!志村けんさん“小山田耕三”登場シーンに感謝の声と涙あふれる

2020/11/26 11:00 配信

ドラマ

【写真を見る】日本音楽界の重鎮で裕一(窪田正孝)の憧れの存在・小山田耕三(志村けん)「エール」第79回場面写真 (C)NHK


小山田の思い伝えるラストに感動の声


コロンブスレコード時代、裕一が青レーベル(西洋音楽)で曲を出すことをかたくなに拒んだ小山田。交響曲「反逆の詩」を持ち込んだ裕一に冷たい対応をしたり、戦時中には裕一を激戦地・ビルマへ慰問に向かわせるなど、その道を妨げるような言動も見られた。

だが一方で、裕一をコロンブスレコードに採用させたのも小山田その人だった。裕一への冷たい対応の真意が最後の最後に明かされる展開に、視聴者からは「そういうことだったのか」「最後の最後に小山田先生のエピソードをきっちり回収してきた」といった納得の声が上がった。

裕一が小山田からの手紙を読むシーンでは、小山田の回想映像も流れた。威厳に満ちた小山田の出演シーンのほか、小山田の秘書・猿橋(川島潤哉)の「笑顔は子どもみたいにチャーミングです」のセリフとともに流れたのは、本編では見られなかった、目を細めてニコニコとほほ笑むあの笑顔。撮影中に残っていた志村さんのオフショットだという。あらためて許しを請う猿橋に、裕一は「感謝しかありません。天国でお話しできるのが楽しみです」と答えた。

エール」初回放送前日の3月29日に亡くなった志村けんさん。番組では、撮影済みの志村さんの出演シーンをそのまま放送。最後の登場シーンとされていた第79回の放送後には、番組公式Twitterが「裕一が幼き頃から憧れ続けた、偉大な作曲家・小山田を演じた志村さん。この日が最後の登場となりました」と明かした。

また、第85回では戦地慰問に向かう裕一に“伝言”の形で小山田の名前が登場。Twitterで「小山田先生」がトレンド入りする注目を集め、視聴者からは「お名前が聞けて、存在が感じられて嬉しい」「いつか、裕一が小山田先生に『君を認めていた』という伝言を受け取る日も来るのかな」などの声が上がっていた。

そして、本編の締めくくりでの再登場。視聴者からは「小山田先生との和解…最後に最大の伏線回収」「小山田先生の笑顔が見られてよかった」「小山田先生、また会えましたね…」「子どものような笑顔はオフショットですか?NHKさんありがとう…」の声であふれ、Twitterでは「#エール」がトレンド1位に、「小山田先生」がトレンドトップ5入りしたほか「志村けんさん」「志村さん」もトレンドインするなど、大きな反響を呼んだ。

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