贅沢なカーテンコールの締めくくりは、裕一役・窪田が指揮し、音役・二階堂が歌う「長崎の鐘」。平和への祈りが込められたこの曲を、時おり視線を合わせながら演奏する窪田と二階堂。本編では実現しなかった“夫婦で大きな舞台に立つ”という2人の夢が、カーテンコールで実現した。
「古関裕而さん、たくさんの素敵な曲を、本当にありがとうございました。『エール』はこれで幕を閉じます。苦難の日々が続きますが、皆さん、どうか一緒に頑張りましょう」。最後に窪田が視聴者に向けたメッセージを口にし、全員で「さようなら!」と手を振りながら、「エール」は終幕を迎えた。
“歌の力”を描き続けてきた「エール」の贅沢すぎるカーテンコールに、視聴者からは感激の声が続々。「音ちゃんがステージに立てた…これが見たかった」「音楽の力を感じた!」といった熱い感想や、「15分が一瞬だった」「15分じゃ足りない!」「2時間はやれる内容だったよ!!」といった名残惜しむ声が飛び交い、Twitterでは「#エール」が世界トレンドトップ5圏内まで浮上するなど大きな注目を集めた。
連続テレビ小説「エール」最終回はNHKプラスで配信中。また、NHKオンデマンドでは全エピソードが視聴可能。11月30日(月)からは、杉咲花がヒロインを演じる連続テレビ小説第103作「おちょやん」がスタートする。