成田凌らが出演する松居大悟監督の映画「くれなずめ」(2021年ゴールデンウイーク公開)の第2弾キャストとして前田敦子、城田優らの出演が解禁となり、前田がコメントを寄せた。
かつて松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた、完全オリジナルの舞台劇を映画化した同作。友人の結婚式で余興を披露するために久々に集まった高校時代の旧友たち6人が歩く、結婚式の「披露宴から二次会までの狭間」を描いていく。
今回発表された第2弾キャストは合計10人。前田が演じるのは、気が強く責任感があり、高校時代の同級生で、主人公の吉尾(成田)と一緒に清掃委員をしていたミキエ。
披露宴で再び6人と再会する紅一点の役どころで、前田は「現場での6人も一瞬で青春を取り戻したかのように、無邪気で無防備に高め合っていて、とにかく楽しそうで、うらやましかったです」と撮影を振り返る。
城田は、吉尾ら“6人組”が怖がるヤンチャな同級生・松岡役。ほか、吉尾たちが余興を披露する結婚式場のウエディングプランナーの弘美役は飯豊まりえ、ソース(浜野謙太)の妻・愛役は内田理央、吉尾とミキエが務める清掃委員の後輩役は小林喜日と都築拓紀(四千頭身)が担当。
さらに、滝藤賢一、近藤芳正、岩松了、パパイヤ鈴木らベテラン勢も出演する。
なお、タイトルの「くれなずめ」は“暮れなずむ”を変化させ、命令形にした松居監督自身による造語。
日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容していると監督が語るように、同作は、笑いとヤセ我慢と切なさが同居した青春の残りカスが心に刺さる、さまざまな狭間に立つアラサー男子6人による驚きと感動の物語となっている。
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