北川景子、“常に全力”の芳根京子に全幅の信頼「(相手が)芳根さんだったことはすごく良かった」<ファーストラヴ>

2020/12/25 12:00 配信

映画

映画「ファーストラヴ」のメーキング映像が公開された(C)2021『ファーストラヴ』製作委員会


このたび解禁となったメーキング映像は、会うたびに供述が二転三転し感情の起伏が激しい容疑者・環菜を演じる芳根と、公認心理師としてその本心を読み解き事件の真相を明らかにしようとする由紀を演じた北川が向かい合う面会室での撮影の様子と、撮影を振り返る北川、芳根の安堵(あんど)の表情を捉えたコメントの映像。

ガラス1枚を隔てただけの面会室で、初めて事件のカギを握る環菜の過去の記憶を由紀がひもとくという緊迫のシーンの撮影ということで、堤監督が丁寧に言葉と感情を共有しながらつけていく演出を受ける2人の対照的な表情や、思わず「重い…」とこぼす北川の姿から、それぞれが大きなプレッシャーと覚悟を持って臨んでいたことがうかがい知れるものとなっている。

北川と芳根は「探偵の探偵」(2015年、フジテレビ系)で姉妹役を務めた間柄。

それもあり、北川は「全く初めましての女優さんではなく、(相手が)芳根さんだったことはすごく良かった。すごく体当たりで、段取りから本気で泣くし、たくさん手も足も面会室にぶつけながら毎回100パーセントでぶつかってきてくれた。だから自分も、お芝居だけどうそじゃない本当の感情が出てきた」と共に向き合い、乗り越えた芳根への感謝を明かす。

一方、芳根も「以前北川さんとはご一緒させてもらっていて、だけどそんなに絡むシーンがあったわけではなかったので、今回すごくうれしくて。爪痕を残すじゃないけど、こういうふうに成長したんだなって思ってもらえたらいいな、というのが一つの目標だった」と回顧。相手が信頼を寄せる北川だからこそ全身全霊でぶつかった熱演を振り返った。

さらに、今回の北川×芳根のメーキング映像に続き、公式Instagramでは北川×中村、北川×窪塚のメーキングも公開されることが決定。

中村演じる事件の真相に迫る敏腕弁護士・迦葉が由紀と環菜は似ていると示唆するシーンや、由紀の夫・我聞を演じた窪塚が料理に挑戦するシーンの撮影風景、そして北川、中村、窪塚がお互いの印象を語るコメントも収められている。