「おちょやん」“運命の人”成田凌、登場!佐藤健、吉沢亮、松坂桃李…朝ドラ“イケメン”相手役を振り返る

2020/12/26 08:00 配信

ドラマ

千代と一平の仲はすでなんとなくいい感じ

慣れないながらも懸命に芝居する千代によって、一平は「笑かすだけが喜劇と違うてこと」に気づく。もともと芝居があまり好きではなかった一平だが、芝居の面白さに目覚めはじめたのかもしれないというこの先の展開に期待を残した。千代と一平は、家族、主に父からの愛に飢えている者同士。ふたりの絆は今後も強くなっていくことだろう。

「おちょやん」第16回より 天海天海一座が道頓堀に戻ってきた(c)NHK

この週の一平は、水もしたたるいい男ふうに登場しながら、その後は、芝居をちゃんとやらずに千之助に怒られたり、憂さ晴らしに芸妓遊びをして、千代に眉をひそめられたり。でも、千代が借金のかたに売られそうなことを心配して、テルヲに掛け合いに行くなどいいところもあって、ダメなところといいところを交互に見せた。

「わろてんか」の息子役から「おちょやん」では相手役に

一平を演じている成田凌は、「わろてんか」(2017年度後期)に、ヒロインてん(葵わかな)の息子・隼也役で出演。葵よりも年上であると話題になったことと合わせて、隼也の悲願「マーチン・ショウ」とはどういうものか?ということにも注目が集まった。

「おちょやん」第19回より 一座がピンチ、一平(成田凌)はどうする⁉(c)NHK

それから3年、今度はヒロインの相手役で朝ドラ再登場となった。「エール」(2020年度前期)の主人公・窪田正孝が、「ゲゲゲの女房」(2010年度前期)でヒロイン(松下奈緒)の相手役(向井理)のアシスタント役、「花子とアン」(2014年度前期)のヒロイン(吉高由里子)の幼馴染役と三段階を踏んだこと比べると、早い昇進であるといえる。ちなみに「わろてんか」でヒロインの相手役を演じた松坂桃李は、「梅ちゃん先生」(2012年度前期)でも相手役をやって5年後に再び、相手役を演じた。

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