長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。第41回「月にのぼる者」では、芦田愛菜演じる光秀の娘・たまが嫁入りする場面が放送された。WEBザテレビジョンでは芦田にインタビューを行い、撮影を振り返っての印象や今後の見どころなどを聞いた。
(以下、第41回のネタバレを含みます)
第40回(1月10日)の放送にて光秀から「嫁に行く気はないか」と問われたたま。たまは、亡き母の煕子(木村文乃)に代わり、光秀が終りの見えない戦に向うのを見送りたい、支えたいと考えていた。そんな素直な気持ちを幼い頃から慕う駒(門脇麦)へと話す場面は、たまの戦国を生きる女性の覚悟や父を思う優しさが垣間見えた。
駒の言葉を受け、たまは細川藤孝(眞島秀和)の嫡男・細川忠興(望月歩)の元へと嫁いでいった。
――第41話では、嫁入りを駒へ相談する場面がありました。そのシーンを演じられてみていかがでしたか。
私の中でも好きなシーンの1つで、たまの本音が表現されている場面なのではないかと感じています。せりふにもあるのですが、たまには父のことを、母のように寄り添い続け、近くで支えたいという思いがあり、嫁に行くことを悩んでいました。
そんな思いを抱える中、たまにとって駒は、とても信頼でき、一番相談したい相手だったと思います。たまの思いを優しく、柔らかく聞いてくださるのが駒で、ドラマでは描かれていませんが、そういう風にこれまでも駒はたまに接してくれていたのではないかな?と思いました。心を許して話せる駒の言葉で、たまの思いもほぐれていったのではないかと思います。
門脇さんは、休憩時間にも気さくに話しかけてくださり、本当に駒がたまに接するようにしてくださって、うれしかったです。たまの“駒になら話したい”という思いが門脇さんのお陰で、自然と芽生えていったように思います。
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