長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(夜8:00-9:00ほか、NHK総合ほか)にて、徳川家康を演じる風間俊介が2月7日(日)放送の最終回へ向けてコメントを寄せた。
第43回(1月31日放送)では、宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀(長谷川)は信長(染谷将太)から理不尽な叱責を受け、饗応役の任を解かれる。安土城へと招かれた家康(風間)の目の前でまさに“地獄の宴”が催されたのだ。
光秀と信長の間にできた“大きな溝”があらわになる中、第44回では歴史上最大の謀反である「本能寺の変」が描かれる。風間は「この物語の着地点に動揺を隠せなかった。歴史から見ればほんの一瞬の出来事ですが、その一瞬は濃いのに淡く、強いのに儚 (はかな)い。そして、閃光のように散っていった者たちに、きっと心奪われるはずです」 と語った。
宿敵・武田家を打ち滅ぼした戦勝祝いの席で、光秀は信長から理不尽な叱責を受け、饗応役(きょうおうやく)の任を解かれる。
追い打ちをかけるように信長は、光秀と縁深い四国の長宗我部征伐に相談もなしに乗り出すと告げる。「殿は戦の度に変わってしまった」と、その行き過ぎた態度をいさめる光秀に、「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と信長は冷たく言い放つ。そしてついに、ある究極の命令を光秀に突き付けたのだった。
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