佐藤隆太、堤幸彦監督の現場に万感「(I.W.G.P.から)20年たってまたご一緒できたのがうれしくて」<Interview>

2021/02/18 17:00 配信

ドラマ インタビュー

佐藤隆太にインタビューを行った

――冷泉は未来を予言する時にレモンをかじりますけど、佐藤さん自身、「これがあれば元気がみなぎる!」みたいなものは?

なんですかね...“黒烏龍茶”ですかね。普通の烏龍茶よりもキレがあって好きですね。味も濃いし。

――脂も落としますし。

です!僕はシャキッとしたい時は黒烏龍茶ですね。

――冷泉の“未来を知る”SPECは持つのが怖いと制作発表の時に言ってましたが、こんなSPECだったら持ちたいというのはありますか?

一十一(にのまえじゅういち/神木隆之介)の時間を止められるSPECかなぁ。何がしたいかって、真面目ぶるわけじゃないですけど、セリフを覚えたい。

――時間を止めて、その間に覚えてしまおうということですね。

そうです。たまに「とんでもなく急なスケジュールで、ハンパじゃないセリフ量の役をキャスティングするじゃん!」っていう時があるので(笑)。

そんな時に、ちょっとこうやって(指をパチン!と鳴らして)時間を止めて、その間に。セコイと思われるかもしれないですけど、これは死活問題なので(笑)。

――新型コロナウイルスの影響で撮影の中断もあったと聞きましたが、ステイホーム期間、何か新たに始めたこととかはありますか?

新しく始めたというのは特にないんですけど、子どもとの時間が増えたというのは良かったと思いますね。コロナで自粛という大変な思いをしている中ではありますけど、後にも先にもここまで家族でずっと一緒にいられる時間はないですもんね。

そこは贅沢(ぜいたく)な時間だったのかなって思います。時間を有効活用して何かしようかと思ったりもしたんですけど、僕は家族と一緒に過ごすという時間を選びました。なので、個人的なスキルアップは一切してないです(笑)。

――最後に、18日から配信開始となりました。見どころを教えてください。

「SPEC」の世界を堪能しながら、とにかく思い切り演じさせてもらいました!

これまでのシリーズをご覧になっているファンの方が楽しめるというのはもちろんですが、冷泉俊明の未来ではなく過去の物語なので、初めてご覧になるという方でも楽しんでいただけると思います。

そしてこれを入口にこれまでのSPEC作品を見るという楽しみ方もできるので、見る人を選ばないお話になっていると思います。


◆取材・文・撮影=田中隆信