成長したヨシヲを演じるのは、1999年生まれで21歳、大阪府出身の俳優・倉悠貴。学生だった2019年に地元・大阪でスカウトされ、その年、ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)で俳優デビューを果たした。
その後も、「his~恋するつもりなんてなかった~」(2019年、メ~テレ)やNetflixオリジナルドラマシリーズ「FOLLOWERS」に出演。池田エライザ監督の映画「夏、至るころ」(2020年)では主演を務め、進路に迷う中で特別なひと夏を過ごす高校3年生・翔をみずみずしく演じた。
2021年は公開中の映画「樹海村」に出演するほか、「街の上で」、主演作「衝動」の公開を控える。今回が初めての連続テレビ小説出演となり、これを機に注目度がさらに高まるであろうネクストブレイク俳優だ。
現在、俳優としてのキャリアは2年目。「おちょやん」公式サイトに掲載されたインタビューでは「台本を頂いたときに『こんなにちゃんと出番が長くて、すごくいい役なんだ!』という嬉しさがありました」とフレッシュな感想を打ち明ける一方で、ヨシヲを演じることについては「変に役作りをせずに、普通に“ヨシヲ”として演じることにしています」と語るなど、どっしりと構える器の大きさものぞかせる。
人懐こい笑顔を見せたかと思えば、人生をあきらめたような荒んだ表情を浮かべる。そんな繊細な演技は早くも注目を集め、視聴者からも「こちらの想像をかき立てる役者さん」「ヨシヲを応援したくなった」など絶賛の声が上がっている。(文=ザテレビジョンドラマ部)
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