SKE48・古畑奈和が「御園座三月特別公演」で時代劇に初挑戦『ラブシーンもあるので楽しみにしていただけたら』<Interview>

2021/03/04 07:00 配信

アイドル インタビュー

「御園座三月特別公演」の第一部「水戸黄門~春に咲く花」に出演するSKE48・古畑奈和※ザテレビジョン撮影

3月4日(木)から、名古屋の御園座では「御園座三月特別公演」が開催され、第一部の「水戸黄門~春に咲く花」に、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48から古畑奈和が出演する。

「御園座三月特別公演」は二部構成になっていて、第一部は里見浩太朗主演の時代劇「水戸黄門~春に咲く花」、第二部は歌謡ステージ「里見浩太朗 VS 純烈 大いに唄う!」が上演される。

今回は初めて時代劇に出演する古畑にインタビューを実施。演じる役柄や初の時代劇で取り組んでいること、さらに「水戸黄門~春に咲く花」の後に控えているアイドルとしてのライブについて話を聞いた。

「お母さんに伝えたらすごく喜んでくれました」


――古畑さんは今回が初めての時代劇になりますが、オファーを聞いた時の率直な感想は?

時代劇のオファーは一生来ないと思っていたので(笑)、お話を聞いた時は「え?」って単純に驚きました。お母さんが時代劇が好きでドラマをよく見ていて、「いつか奈和ちゃんに出てほしいな」っていうことも聞いていたんですけど、「ピアス開いてるしなー」って(笑)。だから、お母さんにはちょっと諦めてもらおうかなって思ってたんです。

そう思っていたところに時代劇の舞台、しかも「水戸黄門」という有名な作品のオファーだったので、一番にお母さんに伝えたら「夢がかなった!」ってすごく喜んでくれました。

――親孝行になりましたね。確かに、若手の女優さんをインタビューすると「時代劇に出たいのでピアスは開けないんです」って方もいらっしゃるので、正直僕も意外に思いました。

そう、舞台なら見えないんですよ!(笑)

――これまでに時代劇を見る機会ってありましたか?

じっくり見るって感じではないですけど、おばあちゃんのおうちに行ったらそれこそ「水戸黄門」が流れていてぼーっと見てたりはしましたね。NHKの大河ドラマを見たり。

――では、今回どんな役を演じるのか教えてください。

おみつという女の子を演じさせていただくんですけど、おみつには純烈後上翔太さんが演じる清太さんという恋人がいて、好き同士なんだけど引き離されてしまうんです。それを黄門さま(里見)が助けてくれる、という話が展開していきます。

おみつは本当に女性らしくて、ドラマとかでよく見るような、悪者から逃げてるか弱い感じもあります。今回はラブシーンもあるので、それも楽しみにしていただけたらいいなと思います。

――以前のインタビューで少し伺ったときには久しぶりの女の子役と言ってましたけど、稽古をしていて感触はいかがですか?

新鮮ですね。舞台では、希望に満ちあふれている元気な少年(2015年「AKB49〜恋愛禁止条例〜」浦川みのり/浦山実役)、強気でイジワルな人(2019年「SKE48版『ハムレット』」クローディアス役)と、2つの男性役をやったことがあるんですけど、どっちも大声で腹の底から叫ぶみたいな感じが多かったんです。でも、女の子って、男の子とはまた違う力強さの叫び声を出さなきゃいけなくて、そういうところが結構大変だったり。

あと、草履を履いて内股で歩くというのができなくて(笑)。男性役をしたときに真っすぐかちょっと開き気味くらいで歩いていて、そういう癖が付いちゃってたから、日常から内股で歩くように特訓しました(笑)。