プリティ原を演じる井之脇海「食べ物を見るのが嫌になりながら…(笑)」<俺の家の話>

2021/03/05 21:21 配信

ドラマ

長州力との共演に、喜びを語っていた井之脇海(C)TBS

長瀬さんには現場で常に助けられています

――井之脇さんが考える宮藤脚本の面白さや魅力はどんなところでしょうか?

僕は「中学生円山」(2013年)という映画で初めて宮藤さんとご一緒して、次に「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019年、NHK総合ほか)で今回が3回目になるんですけど…円山のときもいだてんのときも、すごくコミカルで面白い脚本なのに、ほろっと泣ける場面や心温まるエピソードが盛り込まれているんです。
今回の「俺の家の話」でも、次の台本が届くのが毎回楽しみなので、本当に宮藤さんの脚本が魅力的なんだな、と感じています。

――今回共演されている長瀬さんの印象を教えてください。

実は前に一度、長瀬さんが演じる役の青年期を演じたことがあるんです。現場ではお会いできなかったんですけど、そのときから勝手に意識していたと言いますか(笑)。長瀬さんみたいな大人になりたいと思っていました。
今回きちんとお会いして、一緒にプロレスシーンなどを作っていく中で、やっぱり本当にイメージ通りの“かっこいいお兄ちゃん”だな、というのが最初にありました。現場でも気に掛けてくださいますし、体づくりについても「プリティはプリティのペースでやればいいんだよ」って常に言ってくださって。
僕もどこか気負っていた部分があったんですけど、おかげでリラックスできましたし、逆に「長瀬さんにそう言ったもらったからには頑張りたい!」というモチベーションにもつながって…本当に現場で常に助けられています。

――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

長州(力)さんたちレジェンドの方々も本当に気さくで、待ち時間はみんなで和気あいあいとお話ししています。でも本番になると、特にプロレスシーンは集中力がグッと増して挑んでいて、とてもすてきなチームだと思います。

――これまでで印象深いシーン、また、これから撮影が楽しみなシーンは?
印象深いシーンで言えば、先ほどお話も出たのですが、プロレスレジェンドの長州さん、武藤(敬司)さん、蝶野(正洋)さんがそろったシーンは…やっぱり幸せでしたね。僕は今までプロレスはあまり詳しくなかったんですけど、今回演じるにあたっていろんな映像を見たりして。その映像で見ていた方たちがそろって、しかも圧がすごくて!(笑) 本当にぜいたくな時間でした。
あと、お三方ともお芝居にすごく真摯で、現場でもセリフの自主練をしたりしていて。その姿勢から学ばせていただきましたし、いい刺激をいただきました。
これからのシーンだと…プリティが観山家と深く関わっていく場面などもあるので、そこは楽しみですね。

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