今週もトレンド1位! 「天国と地獄」は“犯人捜し”のその先を行く、極上のドラマ

2021/03/08 12:40 配信

ドラマ

「天国と地獄 〜サイコな2人〜」第8話より(C)TBS

綾瀬はるか主演、高橋一生柄本佑北村一輝らが出演する日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな2人~」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第8話が3月7日(日)に放送された。

女性刑事・彩子(綾瀬)と殺人鬼・日高(高橋)の魂が入れ替わり、人生が逆転してしまうという「究極の入れ替わりエンターテインメント」だが、ここにきて日高が“殺人鬼ではないかもしれない”という可能性が出てきた。 (以下、ネタばれが含まれます)

日高が何を考えているのか…悩む彩子


ドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」は、刑事と殺人鬼、つまり、「善」と「悪」の心を持つ人間同士が入れ替わってしまったら…という世界を描いてきたのだが、彩子の頭には「日高が猟奇殺人に手を染めていない」という仮説が浮かんで消えずにいる。日高が何らかの形で犯罪に関与していたとしても、完全な「悪」ではない可能性を捨てられないのである。

というのも第8話で、日高の生き別れの兄・東朔也の正体が、サイトから仕事を受けている陸(柄本佑)の師匠・湯浅(迫田孝也)だったことが明らかとなった。湯浅の手にある特徴的なホクロや、殺人現場に落ちていた子どもの歯が日高のものであったこと、そして日高の回想に「湯浅が日高を責めるようなシーン」があったことなどから、湯浅がこれまでの事件に大きく関わっていることは間違いない。

日高は兄をかばっているのか、それとも他にまだ殺人事件にまつわる謎が隠されているのか、彩子は日高本人の口から殺人について及び、東朔也との過去について聞くまでは、納得ができずにいる。