初めてデモを聞かせていただいた時から、この曲と恋に落ちました。それから何度、この曲を聞きながらドラマの現場に向かったことでしょう。「カタワレ」を探すこの曲の真っすぐな歌詞と、劇中で「人生の相方」を探すあいこと清一郎の不器用な姿が、キュートに重なります。
佐藤千亜妃さんの透き通るような歌声、つい口ずさんでしまうメロディー。私にとって、毎日抱き寄せたくなるような、お気に入りのクッションのような、そんないとおしい曲になりました。皆さんにも、「カタワレ」を愛していただけたら幸いです。
初めてこの曲を聞かせていただいた時、メロディーと歌詞に胸がキュンとしました。この曲から感じる愛する人への唯一無二の感情が、ドラマを通して伝えたい愛の形とリンクして作品をより温かく包み込んでくださっているように感じました。
ストーリーが進むにつれて、佐藤千亜妃さんの描く歌詞がより深く心に響いて「いつかこんな風に思える人と出会えたらいいな、恋っていいな」という気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。
「カタワレ」とともに不器用な2人のラブストーリーを見守っていただけたらうれしいです。
プラトニックラブの語源となった哲学者・プラトンは、愛の起源として“愛は一つになりたいという願いである”と伝えています。元来は一つの球体だったものが、二つの“カタワレ”に切り離されたものが人間であり、人はもう半分の“カタワレ”を常に探し求めている、それが愛を求める理由である、と。
この「カタワレ」という楽曲は、まさにさまざまな愛の形を描いた今作にぴったりの主題歌です。佐藤千亜妃さんの愛らしい歌声による素朴な問いの歌いだしから始まって、最後には果てない物語の続きを感じさせる広がりのある楽曲。
キュートでポップでポジティブで大胆。直球なのに、男性女性どちらとも取れる、ちょっとひねくれた構成の歌詞が非常にかわいらしくて、好きです。
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