上川隆也、主演舞台の再演に「前向きというよりは前のめりな姿勢。毎日試行錯誤しております」

2021/03/23 19:49 配信

芸能一般

主人公・柳生十兵衛を演じる上川隆也

舞台「魔界転生」の製作発表会見が3月23日に東京・明治座で行われ、キャストの上川隆也小池徹平藤原紀香村井良大木村達成山口馬木也渡辺大浅野ゆう子松平健、演出を手掛ける堤幸彦が出席した。

同作は作家・山田風太郎の伝奇小説を舞台化したもので、2018年の10月から12月にかけて演出・堤、主演・上川で福岡、東京、大阪で77ステージを上演し、10万人を動員する大ヒットを記録。2年4カ月ぶりの再演となる今回は、堤が「大幅に装置、演出などを変えております。新作と言ってもいいぐらいです」と言うほどに作品をさらに練り上げ、スケールアップしている。

上川が演じるのは主人公・柳生十兵衛。司会者から意気込みを聞かれると「僕自身、意気込まないで行こうと思っております。意気込むよりは、大きく変化した作品になりましたのでまた新たな気持ちで、新鮮な気持ちで、柳生十兵衛、そして『魔界転生』という作品に臨んで参りたいと思っております」と答えた。

最大の強敵・天草四郎を演じる小池は「すごく気持ちが高ぶっております。上川さん演じる柳生十兵衛の敵役ということで、再演に参加させていただきますが、上川さんがおっしゃったように新しい作品として、天草四郎を演じたいと思います」と初参加の思いを語った。

また、天草四郎の姉・お品役の藤原は「私が演じるお品は原作にない役で、製作陣の思いのあふれた役と聞いております。一回一回、新鮮に心を込めてこのお役を務めさせていただきたいと思います」と、役への深い思い入れについてコメント。