奥野壮、小野花梨、山之内すず、吉田志織ら若手俳優陣が“ワケあり”高校生に!<悪魔とラブソング>

2021/04/02 17:30 配信

ドラマ

(上段左上から時計回り)奥野壮、吉田志織、山之内すず、小野花梨、(C)HJホールディングス

目黒伸の親友で、誰にでも優しいクラスのムードメーカー・神田優介を演じる奥野は、「僕のイメージと近いキャラクターだなと思いました。原作の神田君の方がカッコいいなと、ハードルの高さは感じましたが、今まであまり経験したことがない学園モノに挑戦できるのがうれしく、撮影前から楽しみにしていました」とコメント。

さらに、「神田君のように、できるだけクラスメートのみんなと仲良くなれるようにと意識していました。共演者みんなのパワフルなエネルギーを直に感じながら撮影できたことがとても楽しかったです」と撮影を振り返った。

そんな奥野演じる神田に恋心を抱き、マリアへの嫉妬心で反発する女子のリーダー格・中村亜由を演じる小野は、自身の役について「亜由は寂しさや嫉妬する気持ちを、素直に思って素直に表に出すところが魅力的だなと思います」と語り、「原作で描かれている亜由は、すごく意地悪だし、短絡的で幼い部分もあり、『何でこんなことしちゃうんだろう』と思うのですが、本音はすごく女の子らしくて、かわいらしくて、神田君を大好きでいる気持ちが真っすぐで、仲間思いなんだと思います。私は亜由ちゃんのことを大好きでいようと思って、できるだけ大好きなところを見つけていくところから始めました」と役作りについても触れた。

亜由の言いなりで常に愛想笑いを浮かべてやり過ごすクラスメート・甲坂友世を演じる山之内は、「友世は、感情の起伏が激しいキャラクターなので、自分の感情の出し方とは違うところが難しかったのですが、監督が丁寧に演技を教えてくださり、楽しく挑戦することができました。私の中にある友世の部分も伝えられたかなと思うし、自分が友世になれた!と思えた瞬間もありました」と自信を見せた。

また、「撮影現場では、毎日制服を着て同じクラスの子と会う、という経験が初めてで、撮影の2カ月間で、高校3年間分くらいの青春を経験したなという感じで楽しかったです」と笑顔を見せた。

そして、目黒の幼なじみで恋心を寄せる海外帰りの女子高校生モデル・井吹ハナ役で出演する吉田は、「井吹ハナは、心情の振り幅が大きく、初めて経験するようなキャラクターだったので、演じるのがすごく難しかったですが、浅川さん演じるマリアと対峙(たいじ)するシーンでは、ハナとして心が動き、自然と涙が止まらなかったです。共演者の皆さんと一緒にできたからこそ、ハナの気持ちの変化を表現できたと思います」とコメントしている。

心に葛藤を抱え、友達だけでなく自分にさえも本気で向き合うことができず、偽りの日常を過ごしていた“ワケあり”なクラスメートたち。そんな彼らの平和に見えていた日常が、マリアが転校してきたことによって、少しずつ壊されていく。