<青天を衝け>“衝撃キス”シーンに感動の声!「ラストに全部持ってった」

2021/04/12 11:25 配信

ドラマ

「青天を衝け」第9回より(C)NHK

吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。4月11日に放送された第9回「栄一と桜田門外の変」では、とある“キスシーン”が感動を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

「案ずるべきは、この水戸ぞ…」


「青天を衝け」は、資本主義の父と称され、新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一の生涯を描く。同時に、やがて主君となる江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(草なぎ剛)とのかかわりも、印象的に描かれていく。

第9回では、大老・井伊直弼(岸谷五朗)が襲撃された“桜田門外の変”が描かれた。
開国へと舵を切る井伊とその周辺、そして開国に反対する“烈公”徳川斉昭(竹中直人)や尊王攘夷派の志士たちそれぞれがどのような思いでこの日を迎えたかが丁寧に描かれたのち、襲撃のシーンへ。

雪降りしきる中で壮絶な死を迎えた井伊と、永蟄居とはいえ穏やかな表情で幼い我が子と遊ぶ斉昭の表情が対照的に映し出され、襲撃の残虐さを際立たせた。

そんな第9回で話題をさらったのは、ラストで斉昭が見せた衝撃の最期だった。

斉昭が満月を見上げ、我が子・慶喜に思いを馳せていると、突如体調が悪化。斉昭は駆けつけた妻・吉子(原日出子)に「案ずるはこのわしではない。案ずるべきは、この水戸ぞ…」と胸のうちを吐露し、吉子の頬を両手で包み込むようにすると「ありがとう…」と優しく接吻。そのまま亡くなった。