8月20日(金)に全国公開される、白石和彌監督の映画「孤狼の血 LEVEL2」より特報映像、および9人の追加キャストが解禁された。
今回、解禁となった特報では、本編映像が初公開されており、めまぐるしくカットが変わる映像は、作品が描く怒涛の展開、そしてインパクトと熱量を存分に伝えるものとなっている。描かれるバイオレンスやドラマからは、テレビでは絶対に見ることのできない、映画館で見るべき、禁断の衝撃作であることを物語っている。松坂桃李演じる日岡秀一、鈴木亮平演じる上林成浩、そして尾谷組や五十子会、広島仁正会などの面々が、圧倒的な衝撃で展開を刻んでいく。
さらに、渋川清彦、毎熊克哉、筧美和子、青柳翔、三宅弘城、宮崎美子、寺島進、宇梶剛士、かたせ梨乃ら、9人の新たなキャストが解禁され、各キャストからのコメントも到着している。
スクリーンで「孤狼の血」を見た時、自分もこのスクリーンのなかにいたかったと想いが強くあったので、続編に出演できて、うれしいかぎりです。組長代理の天木として、大上の遺志をまとった日岡と少しですが対峙でき、慣れない広島弁に緊張しながら心踊る現場でした。「孤狼の血」が続くことを期待します
上林という男の7年間をそばで守ってきた上林組の“背景”となる役どころで、上林組がいきいきしていることを表現することがいちばん大事だと感じていたので、思いっきり演じました。私は広島出身なので、“ザ・広島弁”というのを演じられるのも楽しかったです。
もともと白石監督の作品が大好きで、なかでも「孤狼の血」は衝撃的な作品でした。自分のなかに響いて残っていた作品なので、続編のオファーをいただいて、最初は驚きました。うれしさと不安がどちらもありましたが、とても激しく、刺激的な現場を経験させていただきました。
白石監督には、同郷ということもあり、勝手に親近感を抱いていました(笑)。僕の祖父は実際に刑務官だったので、台本を読んだ時に、いちばんに祖父が頭に浮かびました。現場ではものすごいやりがいを感じましたし、みんなが待ち望んだ続編だと思うので、たくさんの方に見ていただきたいです。
念願の白石組、「孤狼の血」の続編だと聞いて、心が踊りました。刺激的な撮影の日々で、松坂桃李さんと鈴木亮平さんの役を超えた怪演ぶりには、度肝を抜かれました。そして、この作品の雰囲気と相反する監督のやさしさと、刑事役をともにした中村梅雀さんの脚の速さには感動しました(笑)。凶暴で強烈で最狂な作品です!
今まで、あまり出演経験のないタイプの作品だったので、私はどういう役割なのかと驚きましたが、以前、2時間ドラマで夫婦役を演じた梅雀さんとご一緒ということもあり、安心して現場に臨むことができました。殺伐とした作品なのに、現場の雰囲気はとても明るく楽しく、公開が楽しみで仕方ないです。
オファーをいただいたときに、うれしくてときめいている自分がいました。現場は、内容が盛りだくさんで、まわりのモチベーションも高く、いい緊張感もあるので、毎日が刺激的でした。ひさしぶりの映画の現場でしたし、この歳でも初めて経験することもいろいろとあるのだなと感じました。
ひさびさにこんな役をいただいて、満たされております。もちろん裏社会を描いた作品は何本も出演させてもらっていますが、ほとばしる怒鳴りあいなど、そういうぶつかりあいは記憶にないですね。溝口という男の全体像、作品や組織のなかでのポジションなどを大いに考えて、芯を外さないようにしました。
前作を拝見して、石橋蓮司さんが演じられた五十子正平が重厚な艶がある極道だったので、この人の妻なら、ぜひやりたいと思いました(笑)。極妻は妻であり、姉であり、母であり、女性のいろいろな要素を持っている人。そのイメージをもう一度、自分のなかによみがえらせて演じさせていただきました。
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