阿部寛、『ドラゴン桜』16年ぶりの続編に「大人が見ても参考になることがたくさんある」

2021/04/15 15:27 配信

ドラマ

高橋海人、男らしく無骨な役柄に悪戦苦闘

【写真を見る】制服姿がフレッシュな高橋海人(C)TBS

TBSの連続ドラマへの出演は今回が初となる高橋は、学園近くのラーメン屋の息子で、両親を亡くし1人で店を切り盛りする姉と一緒に暮らしている瀬戸輝を演じる。役について、「今までで一番男らしく無骨な人間。素の僕と違うところがあって悪戦苦闘していますが、日々勉強だと思い頑張っています」とコメント。さらに、「ラーメン屋を手伝っている役なので、役作りでラーメンを2日にいっぺんくらい食べていて、そういうのもどこか役に立ってくるのかな」とはにかんだ。


また、高橋が所属するグループ・King & Princeのメンバーからの反響を聞かれると「『海人がドラゴン桜決まったよ』ってマネージャーさんが言うと、みんな飛び跳ねて喜んでくれました!みんなの期待もかかっているので、背負って頑張っていきたいです」と目を輝かせた。

阿部寛、平手友梨奈の“落ち方”を絶賛!

全国トップレベルのバドミントン選手で大きな期待を背負っている岩崎楓を演じる平手友梨奈(C)TBS

バドミントン全国区のトッププレイヤー・岩崎楓を演じる平手は、リオデジャネイロオリンピックの混合ダブルスで日本人初のベスト8入りをした経歴を持つ、元女子バドミントン選手の栗原文音の指導を受けているという。練習について聞かれると、「ハードですが、すごく素敵な先生なので助かっている部分もたくさんあります」とコメント。そんな平手に対し、学園の教頭・高原浩之を演じる及川が「真面目に取り組みすぎて、怪我とかしないようにね」と気遣う場面も。

桜木(阿部寛)と水野(長澤まさみ)が「ドラゴン桜」で再建に挑むことになる学園の教頭・高原浩之を演じる及川光博(C)TBS


平手の演技について阿部は、「階段から落ちるシーンでも、見事な落ち方をしていて。監督(福澤克雄)も『うわ、すごいな!』って言っていて。そのシーンから監督の平手に対する目も変わったくらい」と絶賛した。

会見のMCを務めた篠原梨菜アナウンサーは東京大学出身。子どもの頃に「ドラゴン桜」を観て、勉強への意識が変わったことを明かすと、阿部は「多くの人から『勉強をしなかった子どもが、この作品を観て勉強に興味を持って、いい大学に入ることができたんです』って声を掛けてもらうことがありました。そういう話を聞くと、改めて影響の大きいドラマだったんだなと思って、すごく嬉しいですよね」と前作の放送終了後の反響を振り返った。

さらに、「16年前とは勉強法も違う。スマホや便利なものもある。時代に合った最前線、最新の勉強法と、昔ながらの体力勝負の勉強法を駆使して原作を超えるものを作りたい」と意気込んだ。

会見にはそのほか、東大合格を目指す「東大専科」の生徒役の南沙良加藤清史郎鈴鹿央士志田彩良細田佳央太が出席した。

※高橋海人の「高」は正しくは「はしご高」