子どものいない千代だが、そのふるまいはまるで本物のお母ちゃん。面倒見のよい人柄と、生まれ持った“ほげたが達者”な気質、そしてこれまで積み重ねてきた経験が、いつの間にか千代に“大阪のおかあさん”と呼ばれるにふさわしい温かさと優しさ、厳しさをもたらしていた。
21週、105話かけてそのことを自然に感じさせるまでに「千代」という役を育ててきた杉咲の演技力は見事。視聴者からも「千代、みんなのお母ちゃんになってるやん…泣ける」「千代ちゃん、すっかりお母ちゃんやなぁ!」「千代のお母ちゃん気質がこのラジオドラマにぴったりだったんだ!」と感慨深げな声が上がった。
懐かしい道頓堀の面々の近況も描かれ、視聴者が沸いた第106回。5月4日(火)は第107回を放送する。
いよいよ「お父さんはお人好し」初回放送当日。生放送の緊張の中で、千代はマイクの前に立つ。千代と当郎の掛け合いが見事にハマり、順調な滑り出し。しかしアクシデントが発生し、千代がセリフを2ページ飛ばしてしまう。
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