<おちょやん>トレンド入り連発の愛されキャラ“四ノ宮”は演じる久保田悠来もクセ者?

2021/05/08 08:00 配信

ドラマ コラム レビュー

「おちょやん」で“編成の四ノ宮さん”こと四ノ宮一雄を演じる久保田悠来(C)NHK

杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。4月26日~5月1日に放送された第21週「竹井千代と申します」と、5月3日~8日に放送された第22週「うちの大切な家族だす」で、独特の存在感を示したのが“編成の四ノ宮さん”こと四ノ宮一雄を演じる久保田悠来だ。

“手のひらがクルクル高速回転”する編成部員・四ノ宮とは


四ノ宮は、竹井千代(杉咲)復活の契機となったラジオドラマ「お父さんはお人好し」を担当するNHKの編成部員。花車当郎(塚地武雅)や脚本家の長澤誠(生瀬勝久)が、お母ちゃん役に竹井千代を推すなか、最後まで人気女優・箕輪悦子(天海祐希)を推していた前髪長めのキャラクターだ。

場の空気を読むのが得意なのか、四ノ宮はクールな佇まいを崩さぬまま、周囲が戸惑うほどサラリと意見を変えるタイプで、たとえば千代の起用がうまくハマれば「僕が最初から思っていたとおり!」と喜び、千代にトラブルが起これば「だから言ったじゃないですかぁ!」と嘆く。

その変わり身の早さと悪びれなさに、5月5日には「四ノ宮さん」で初のTwitterトレンド入りを果たした四ノ宮。だが、翌6日には、受験を控えて俳優活動をやめさせられそうになった五女・静子役(藤川心優)が家出したため、放送局まで探しにきた彼女の両親に、意外にも「…もったいないと思います」と直言。一瞬だけ視聴者の株を上げた。

しかし、静子が無事に続投することになると、家出先となって彼女を受け止めた千代とのやりとりも知らぬまま、「やはり、僕のおかげでしょうかね」と笑顔で挙手。静子にスルーされたため、視聴者からの評価は再び愛ある大暴落を遂げ、「四ノ宮さん」は2日連続のトレンド入りを果たした。

これらの言動に対し、演じる久保田もTwitterで「四ノ宮さんの手のひらはクルクル高速回転でしたね。手首と感情が柔軟で何よりです。さあ推し変なるか」(4日)、「手のひらクルクル高速回転ここに極めり。手首の稼動域は前人未到の段階へ」(5日)と総括。

6日には「四ノ宮さんが今日も四ノ宮しましたね」とついに動詞化に至り、「そういうとこだぞ四ノ宮。でも今日ばかりは少し褒めてあげて下さい。褒めたら伸びる子だと思います。前髪が」と独特なセンスでイジり倒した。

同日、トレンド入りを果たした際には「トレンディー四ノ宮さん!」と祝福し、「四ノ宮さんのおかげで若者の『だから言ったんですよ僕は!』離れが進むといいですね」と話を大きく広げていた。

関連番組

関連人物