「愛しい人の命」「たったひとつの人生」を巡り、木村拓哉演じる職人外科医・沖田一光と彼を取り巻く医師・看護師たちが病院を舞台に繰り広げるヒューマンラブストーリー、日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)が、3月19日(日)の最終話を目前に控え、昨年12月から撮影していたドラマの収録が全て終了した。
主要キャストは順次クランクアップ。3カ月半にわたる撮影が終わったとあって、竹内結子は「やっとこの日が迎えられて良かったです」とほっとした様子。
松山ケンイチは「すごく大好きな役者さんたちに囲まれてとても勉強になりましたし、人間としてもとても勉強になりました」と話し、菜々緒も「出演者の皆さんが豪華過ぎて、ピンマイクが心臓の音を拾うんじゃないかなと思うくらい緊張しましたが、いい勉強と素晴らしい経験になりました」と共演者たちとの出会いに得たものが多かったよう。
また、木村文乃は「本当に幸せな3カ月強だったなと思います。これからも完璧なオペナースとして器械出しの腕を磨き続けたいと思います(笑)」、及川光博は「各セクション、皆さんのプロフェッショナルな仕事を見て大変勉強になりました。そして俳優部の皆さんには本当に仲良くしていただいて、ミッチーとってもうれしかったです!」とユーモアたっぷりに振り返った。
さらに、浅野忠信は木村拓哉と抱き合い「やったぜー! 何とか乗り越えることができました」と喜びを爆発させた。
そして撮影最終日、主題歌の「Still Alive」が流れる中、木村拓哉1人のシーンでオールアップ予定…だったが、突然、木村文乃、松山、浅野が登場。サプライズで現れた3人を見た木村拓哉は「びっくりした―! 何してくれんだよ!(笑)」と驚きつつも大喜び。
3人それぞれに花束をもらい、浅野とハグをしながらも「びっくりしたー!」と連呼する木村拓哉に、木村文乃は「(サプライズ)大成功!」と大喜び。浅野は「この3人が通りすがりで…」と言うと、爆笑する松山の横で、木村拓哉は「うそつけ!」と大笑いでツッコんだ。
木村拓哉は「本当にいい現場でした。いい仲間といい時間が過ごせたと思ってます。描き切れなかったことはまだまだいっぱいあると思いますが、それはそれで今の自分たちにできる全力だったと思います。自分の未熟さも感じましたし、まだまだ一途一心にやらせていただきます。ありがとうございました!」と締めくくった。
【3月19日(日)放送/最終話あらすじ】
深冬(竹内)から手術は沖田(木村拓哉)に任せたい、と言われ激高した壮大(浅野)。夫である自分ではなく、元恋人に命を託したいのかと、傷ついた壮大は、虎之介(柄本明)らによる糾弾もあり、壇上記念病院から姿を消す。
深冬の手術は沖田に託され、沖田は準備を進める。そして壮大が不在のまま、深冬の手術当日を迎える。万全の体制で手術に臨んだ沖田だったが、深冬の状態が思ったよりも悪かったことが判明する…。
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