喜多見と同じ病院で働く循環器外科医で、若くして世界的に名高い心臓手術のスペシャリスト・千晶を演じる仲は「台本を読んだだけだと、専門用語ばかりで何を言っているのか全く分からないので、理解するのに時間がかかります。たくさんの専門用語をテンポよく言わなきゃいけないので、大変だなと思いながら演じています」と明かした。
また、「私はオペシーンをまだ撮っていないんですが、結構大変だと思うので、勉強しながらやりたいなと思います」とコメント。
そんな仲に、鈴木が「このドラマのオペシーンはおかしいですよ。音羽先生(賀来)がいつも言ってるのは、『こんなに俳優がやるドラマある?』って」と話すと、賀来も「普通医療モノのドラマって、手術シーンの手元はプロの先生方がやることが多いんですよ。でも、今回はリアリティーを求めているというのもあるし、亮平君が出来過ぎるから、お医者さんとほぼ同じことを役者がやってるんですよね」と驚きのエピソードを披露。
さらに、鈴木は「夏目(菜々緒)さんは夏目さんですごい勢いで点滴にいろんな薬剤を注射していかなきゃいけないし。僕が『追加して』って言ったら、実際に全部やってますから。良いチームが育ってます」とキャスト陣が臨機応変に演じていることを明かし、仲を驚かせた。
また、菜々緒は「鈴木さんがとんでもなくすごいんですよ。薬剤だたったり、手術名だったり、難しい専門用語を緊迫した場面で凄く早口で言わなきゃいけないんです。なのにほとんどNG出さないんです。本当にすごい!」と目を輝かせた。
最後に鈴木は「TOKYO MERは架空の医療チームなのですが、その裏にあるテーマは医療従事者の方々、そして救急に携わっている方々、救命医療に携わっている方々、その全ての方々への感謝です。フィクションにしか伝えられないものもあると思っています。とにかく、最初の15分を見ていただければ目が離せなくなります。僕たちの伝えたい思い、本気が分かっていただけると思います」と力強くアピールし、会見を締めくくった。
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