手前みそですが、今、撮影をしていて本当に素晴らしいシーンの数々です。見応えのある作品だと思いますので、期待していてください。
――キントリの4人(天海、田中、でんでん、小日向)を最も近くで支える立場のキャラクターを演じられますが、今回発見した4人の意外な一面はありますか?
とにかく皆さん、おしゃべりなんですよ。本番直前までバーッとしゃべっていて、男性陣が天海さんに「ちょっと! 撮影始めるよ!」って怒られてます(笑)。ひとつビックリしたのが、僕がメークさんに「2年ぶりですね。僕、もう49歳ですよ」みたいな話をしていたら、隣にいた小日向さんが「若っ!」と、平成生まれの子にするようなリアクションをされたんです。僕なんて、まだまだなんだなと実感しました。
ここは諸先輩方がいらっしゃるので、いろいろなことを勉強できますし、シーンにも重厚感が出ています。特に、天海さんと初回ゲスト・桃井かおりさんとのシーンなんて、楽屋のモニターで見ていたら鳥肌モノでした。2人とも完全にその役に入り込んで…。早く視聴者の方々に見ていただきたいなと思うくらい伝説のシーンになったと思います。といっても、僕が撮ったわけじゃないですけど(笑)。
――七夕の短冊に託した願い事は?
「たくさん食べても太りませんように」。実は2年前から私、ちょっと太らせていただきまして…。衣装が入らなくなったりもしているもので、反省はしているんです。2年前は“コロナ前”だったので、天海さんが差し入れてくださったマシンで出来立てのポップコーンをつまんで幸せな日々を過ごしていたのですが、今回はそうもいきませんので現場で食べられない分、家に帰って食べたりしています。その増えた体重を役柄に還元できるように、「役作りだったんだな」と思われるようにしていきたいですね。
定年間近のベテラン刑事・菱本進役のでんでんです。役者仲間が出たくてたまらないドラマに出演できて、とてもうれしいです。
――2年ぶりにキントリメンバーと顔を合わせましたが、何か変わったことはありましたか?
待ちに待った2年間ではあったんですが、コロナ禍になる前まではみんなで会食とかしているんですよね。だから、そんなに間が空いている感じはしていないですね。
――七夕の短冊に託した願い事は?
「キントリ好視聴率/大谷翔平ホームラン王」。皆さん、ひとつずつしか書いていないのに、僕は欲張って2つも書いてしまいました。楽しい現場でいいのですが、やはり視聴率が低くなると現場に暗い空気が流れたりもしてしまうので、“高くなくてもいいので、好い(いい)視聴率”ということで、書かせていただきました。もうひとつは大谷翔平選手のホームラン王。まだ海外に行くことはないのですが、もし行くことがあったら、「大谷翔平と同じ日本人」って威張ろうかなと思っています(笑)。
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