剛力彩芽「女囚セブン」に“女囚”役のカリスマ・梶芽衣子、高嶋政伸ら

2017/03/21 05:00 配信

ドラマ

女囚といえばこの人!の梶芽衣子が、今回はおかみ役(C)テレビ朝日

4月21日(金)よりスタートする、剛力彩芽主演の金曜ナイトドラマ「女囚セブン」(テレビ朝日系)で、剛力や女囚役のメインキャスト陣を取り囲む個性豊かな共演者たちが発表された。

同ドラマは、剛力演じる京都の芸妓・神渡琴音が無実の罪で収監された女子刑務所を舞台に、全員が悪女という女囚たちが激しいマウント合戦を繰り広げる新感覚の群像コメディー。

同作には剛力の他に、女囚役として山口紗弥加トリンドル玲奈平岩紙橋本マナミ木野花、そして安達祐実が出演することが既に発表されていた。

そんな毒のある女囚たちを取り囲む個性豊かな共演陣が、このたび決定。梶芽衣子高嶋政伸といった俳優陣が、刑務所を舞台にした群像劇に新たなスパイスを加える。

剛力演じる芸妓・琴音の育ての親で、置屋のおかみ・一条涼役には梶が。梶は1970年代に大ヒットした映画「女囚さそり」シリーズで主人公を演じたことでも知られ、「女囚」と聞いたときに真っ先に思い浮かぶ女優の1人として知られる。

今回は慣れ親しんだ(?)女囚役ではなく、“女囚となってしまう”琴音の母親代わりとなる女性を演じる。琴音の無実を信じ、塀の外から彼女をバックアップしていく、という役どころだ。

さらに、涼は琴音の“出生の秘密”や“父親の正体”も知っているようで、本作のキーパーソンとして重要な役割を担っていくことになる。

今回の役について、梶は「『女囚セブン』という作品に出させていただくと聞いて、“やっぱり女囚の役なのかな? 刑務所の中の古株で、新しく入ってきた剛力彩芽ちゃんのことをいじめたりする役なのかな? なんて思ったんですけど、違ったのでホッとしました(笑)」とニヤリ。

続けて「ドラマがどんなふうに展開していくのか、私自身も楽しみです」とドラマに期待を寄せた。

また、高嶋が演じるのは、次期総理大臣の呼び声も高い法務大臣・内藤裕次郎。現総理をも陰で操る政界の実力者で、琴音が冤罪(えんざい)で刑務所送りになった事件に大きく関わっているであろう、最重要人物だ。

表向き“庶民派”を装い、「女性の人権尊重」を叫んでいるため人気は高いが、その実、裏では全く違う顔を見せ…?

内藤は善の顔と悪の顔を使い分け、ドラマに大いなる謎を投げかける。彼の存在が琴音にどのような影響を及ぼすのか、そしてその正体が明らかになるとき、どんな恐ろしい陰謀が姿を現すのかは徐々に分かってきそうだ。

高嶋が演じる法務大臣・内藤の動きからも目が離せない。

その他、琴音が収監される花園刑務所の所長・恩田健郎役に池内万作、同刑務所・刑務官の百目鬼幸子役には宍戸美和公、新人刑務官・立原桐子役に内藤理沙、刑務所イチのイケメン刑務官・大平仁役には田村健太郎、同刑務所の処遇部長・一本松昇には永野宗典が名を連ね、ドラマにより彩りを添えていく。

あらためて梶は本作の見どころを「世界各国で女囚を題材にしたドラマが放送されているそうですが、非日常的な世界を描き、それをのぞき見るというのは面白いですね。しかもそれを陰々滅々とした雰囲気ではなく、コメディー要素を入れて明るく描くというのがとてもすてきですし、異色のドラマになるのでは、という思いです。

これまでの剛力さんとは違った一面、新たな魅力が見られる作品になるのではないでしょうか。ドラマがどんなふうに展開していくのか、私自身も楽しみですので、皆さんもぜひ楽しみにご覧くださいませ」とアピールした。

一方、高嶋は「剛力彩芽さんが女囚になる! これは面白そうだ、と思いました。また、脚本は『ダブル・キッチン』(1993年、TBS系)の西荻弓絵さん。24年ぶりのタッグです。面白くない訳がない。大喜びでお引き受けいたしました」と、出演に至った経緯を説明。

演じる役柄については「僕が演じる内藤は総理大臣の椅子も狙っている男で、表の顔と裏の顔を使い分けています。ある秘密を隠していて、それを知られないために暗躍する、という謎の多い人物。僕自身もまだ全貌を知らされてないので、いろいろ想像しながら役づくりをさせていただいています」と明かす。

また、共演の剛力と梶について「剛力さんとは初めての共演なのですが、京都の芸妓さんの役ということで、女囚姿で京都弁をお喋りになる剛力さんを早く拝見させていただきだいです。

そして梶芽衣子さん! 僕、大ファンなんです! 女囚といえば梶芽衣子さんですよね(笑)。何度もご一緒させていただいていますが、今回の共演もとても楽しみです!」と期待に胸を膨らませた。

関連番組