林遣都、中川大志らが出演する映画「犬部!」の初日舞台あいさつが、7月22日に東京・ TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた。本作で「犬のためなら死ねる」というほどの“犬バカ”で「犬部」を設立する花井颯太を演じる林、負けず劣らずの“犬バカ”ぶりを発揮する「犬部」のメンバーで颯太の親友・柴崎涼介を演じる中川を筆頭に、大原櫻子、浅香航大、篠原哲雄監督、主題歌「ライフスコール」を歌うNovelbright・竹中雄大、物語に出演する犬のちえ、ほか動物たちが登壇。出演者たちは、2020年夏の撮影から宣伝まで、長期間苦楽を共にした“相棒たち”との別れを惜しみつつ、思い出話に花を咲かせた。
片野ゆか著「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ文庫)を原案として、実写映画化した本作の舞台は、行き場のない犬や猫のために、現役の獣医学生が立ち上げた実在の動物保護サークル“犬部”。「生きているものは全部助ける」と、動物のために奔走する若き獣医学生たちの奮闘の日々と、卒業から16年後、成長した彼らの絆と葛藤を描いている。
本作を見終えたお客さんに迎えられて登場した林は、「声など出しずらい状況ですが、映画はいかがでしたでしょうか?」と呼びかけ、お客さんの大きな拍手に笑顔。
続けて、「自分にとっても本当に大切な作品で、今日この日まで、たくさんの方々と]『この映画が一人でも多くの人に届いて欲しい』という強い思いを持ってここまで来ました。ようやく初日を迎えられて、幸せに感じております」と感謝を伝えた。
中川は「この映画をようやく皆さんに受け取っていただける日が来て、僕たちも胸がいっぱいです」と力強くあいさつ。
また、大の猫好きで「犬部」の猫担当で、大学の研究員として生き物と関わる道を選ぶ佐備川よしみ役の大原は、「初日というこの日、とても待ち遠しく、楽しみにしておりました。一人でも多くの方が今日を出発点に見ていただければなと思っております」と、喜びを明かした。
そして、実験犬を逃してしまったことで「犬部」メンバーと出会い、ともに活動する秋田智彦役の浅香は、「こうしてお届けすることができる日が来て、本当にうれしいです」とコメント。
イヌ柄のシャツを着て登場した篠原監督は、「皆さんも言っていたように、これまで時間をかけて作ってきたものがようやく日の目を浴びることになったので、これがこれからどんどん広がっていくことを願っております。応援よろしくお願いします」と、思いを明かした。
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