MCから撮影現場での印象に残っているシーンを聞かれると、林は「毎日楽しかったです!久々に青春を味わわせていただいたような思い出ばかりです。みんなのことも大好きですし、わんちゃんたちにも毎日囲まれながら…もう一回あの日々をやりたいくらいですね」と、力強く告白。
今回、暑い夏の時期に撮影が行われた本作。中川は自身が演じる柴崎が倒れてしまうシーンについて、「あのシーンは真冬の夜という設定だったのですが、実際は真夏で、めちゃくちゃ暑い中でダウンを着て外に倒れているんですね。そんな柴崎を心配して、犬たちが囲んでくれるという撮影だったのですが、本当に犬まみれで、四方八方、犬・犬・犬みたいな感じで(笑)。その中央に僕がいたんですけれど、あんなに犬の体温を全身で感じたのは初めてだったので、犬好きにはたまらない体験でしたね」と、作品ならではのエピソードを笑顔で明かし、会場を笑いに包んだ。
また大原は、作品内に登場した犬が、林演じる颯太の元を離れなければいけないというシーンについて、「そのわんちゃんが人をちょっと怖がっちゃうような子だったんですけれど、颯太の腕の中から『離れたくない!』というお芝居をしなければいけなかったんです。そうしたら、そのシーンの撮影の日の朝からずっと遣都さんが、一緒に散歩してあげたりしてそばにいてあげてて…撮影の時には、わんちゃんが遣都さんには心を許していたので、遣都さんの犬との距離感の詰め方が本当にすごいな…って感動しました」と、知られざるエピソードを明かした。
それを受けた林は、「今回、撮影の監修についてくださった動物トレーナーの方たちが、『とにかく会話をしてあげてください』と、仰っていたので、ずっと二人でコソコソ話してました。『あれ何だろうね?』とか、『(撮影場所の)青森、俺もあんまり来たことないんだけれど、良い所だね』とか、そういう話をしてましたね。思い出すだけでちょっとウルッときますね」と、心温まる思い出を披露した。
さらに、「動物はみんなかわいかったですけれど、人間も結構頑張りました!」と、アピールして会場を盛り上げた浅香は、「作品内にはアドリブも散りばめられていて、そういうやり取りでみんなの関係性を作っていきましたね。撮影中には遣都くんがアドリブを振ってくれたりして、僕が常にいじられるポジションではありましたけど(笑)」と、仲むつまじい撮影現場を語った。
それについて林は、「航大とは昔からプライベートでも仲が良くて、とても信頼している大好きな役者仲間だと思っているので、今回居てくれたことが心強くて、そういうやり取りができたことによって『犬部』全体の空気も縮まった感じがあったので、ありがたかったです」と思いを伝えた。
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