<青天を衝け>まもなく明治維新!渋沢栄一(吉沢亮)を導いた幕末イケメンを振り返る

2021/08/01 09:00 配信

ドラマ レビュー

外国語を駆使し交渉事を進める五代友厚(ディーン・フジオカ)「青天を衝け」第19回より (C)NHK

板垣李光人、志尊淳…パリ編を彩るイケメンたち


薩摩や長州が政権奪取に乗り出し政局が混迷する中、篤太夫は留学する徳川昭武(板垣李光人)の随行でフランス・パリへ。第22回からは“パリ編”が描かれている。

“プリンス”の称号がふさわしい美少年・昭武をはじめ、ともにパリに渡った杉浦愛蔵(志尊淳)や、明治の世になり武士からジャーナリストに転向する福地源一郎(犬飼貴丈)ら、見た目も華やかな顔ぶれがストーリーを引っ張っていく。

さらに栄一のライバルともいえる存在、薩摩藩士から「西の五代、東の渋沢」と称される実業家に転身する五代友厚(ディーン・フジオカ)の本格的な活躍もこれから。続々と登場するイケメンキャスト陣に、視聴者からも興奮の声が上がる。

そんな中、栄一は商人が時代を動かしている様をパリでつぶさに見て、深く影響を受ける。そして、武士が威張り散らしていた江戸時代から、商人が国づくりにリーダーシップを発揮する新時代へ、そのかじ取りに大きく貢献していく。

一方で、時代が江戸から明治へと変わっていく過程には、生みの苦しみも…。旧幕府軍と命運を共にする土方歳三や、篤太夫の見立て養子として動乱に巻き込まれていく平九郎(岡田健史)は、壮絶な人生を歩むことに。8月15日(日)放送の第24回「パリの御一新」では新政府軍を相手にした惇忠や平九郎の戦いが描かれ、目が離せない展開が続く。

“慶喜(草彅剛)が政を朝廷に返上した”との文面が届き、パリの一同は大混乱「青天を衝け」第24回より (C)NHK


8月7日(土)夜には、故郷編(第1~12回)を描く「総集編(1)」、一橋家臣編(第13~21回)を描く「総集編(2)」、そして第22回、23回の再放送が予定されている。時代が明治へと変わるその前夜、日の本と栄一にどんな運命が待ち受けているのか。これまでの名場面を振り返り、来たる“ご一新”に備えよう!