小栗旬主演で、2021年10月期に放送される日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(毎週日曜夜9:00、TBS系)に、風吹ジュン、比嘉愛未、宮崎美子の出演が決定した。
原作は1973年に刊行された小松左京の名作「日本沈没」。刊行から48年の時を経て、ドラマでは大きくアレンジが加えられ、原作でも描かれていた“環境問題”を今に照らし合わせて鮮明に描き出す。登場人物は主人公を含めオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に、“沈没”という目に見えない危機が迫る中、「見いだしていく希望」をテーマに物語が展開される。
このたび発表されたキャストの3人は、危機に直面し奮闘する登場人物たちのパーソナルな面に関わる「母」たちを演じる。
まず、小栗演じる主人公・天海啓示の母・天海佳恵(あまみ・よしえ)役に、風吹ジュン。佳恵は、昔は栄えていたが今は寂しい漁港がある天海の故郷に一人で暮らしている。夫を亡くしてからは漁港の女性リーダーとして強く明るく生きてきた人物。
天海の妻・天海香織(あまみ・かおり)役には、比嘉愛未。現在、フジテレビ系ドラマ「推しの王子様」(毎週木曜夜10:00-10:54)で主演を務める比嘉。今作では、天海との一人娘・茜の持病を気にかけ、娘を第一に考える母を演じる。夫である天海との関係は悪くはないが、仕事に邁進し家庭を顧みてこなかった天海と向き合うために別居をしている。娘を献身的に守り、夫との関係や自身の人生を決断していく。
そして、天海に対し政府と企業の癒着疑惑を突きつける、杏演じる「サンデー毎朝」記者の椎名実梨の母・椎名和子(しいな・かずこ)を、宮崎美子が演じる。
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