山田涼介、本格時代劇に初挑戦「皆さんのおかげで沖田という役を演じられた」<燃えよ剣>

2021/09/11 15:20 配信

映画 会見

スーツを身にまとい、にこやかにほほ笑む山田涼介※2021年ザテレビジョン撮影

9月9日に都内で映画「燃えよ剣」(10月15日[金]全国公開)の完成報告イベントが開催され、岡田准一柴咲コウ鈴木亮平山田涼介尾上右近山田裕貴伊藤英明原田眞人監督が登場した。

司馬遼太郎の同名小説を原作に、動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」の副長・土方歳三の知られざる真実を描く同作。山田涼介は、天才的な剣豪で土方を兄のように慕う若く美しき剣士・沖田総司役を演じる。

そんな山田涼介は撮影時の苦労について聞かれ、「苦労というか、僕はそもそも本格的な時代劇への挑戦が初めてで…」と言い、「座長の岡田さんが殺陣を教えてくれたり、絞らなければいけない時には、岡田さんと亮平さんがお医者さんのように『こういう塩の抜き方があるんだよ』と教えてくれたり、僕の持っている刀があまりいいものではなかったので、伊藤さんが『これ使って』と私物の刀をプレゼントしてくれたり…。皆さんのおかげで沖田という役を演じられました」と共演者たちに助けられたことを明かした。

すると岡田が「本当にがんばって減量していたので、一番きつい方法を教えました(笑)」と告白。「僕はもう二度と絶対にやりたくない方法ですね。でも山田くんは実践していて…」と言うと、山田は「その時は『一番きつい方法だ』なんて言っていなかったじゃないですか!」とツッコミ。

さらに鈴木が、「病弱な時を演じて、また元気な時期になり、最後にまた病弱に…という撮影スケジュールだったので、見た目のコントロールが大変そうでしたね」と明かすと、原田監督は「元々、沖田が衰弱したシーンは最後に持っていく予定だったのですが、映画の撮影はいろいろあるので、結果行ったり来たりになってしまって…そこは本当にかわいそうでした」と告白した。

すると、同作が初めての映画出演作だったという右近が、「山田くんがどんどんげっそりしていく姿を見て、僕も敗戦のシーンはげっそりしているとのことだったので、3日食べず、睡眠を減らして(減量)やったんですよ」と告白。

しかし、「初めての映像作品だったので右も左もわからず、皆さんに助けていただいたのはもちろんなのですが、僕の役は政治的にも孤立していて孤独感があり…。皆さんに聞けばよかったものの、相談せずに(減量)してしまったもんだから、完全な栄養失調になっちゃいました」と話した。

そんな右近に対して「みんな作り込んできてることはわかってましたよ」と岡田は声をかけ、右近の努力が伝わっていたことを明かした。

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