<ボイス2>中川大輔“片桐優斗”が内通者となったきっかけが明らかに

2021/09/15 06:00 配信

ドラマ

内通者はまさかの県警捜査一課捜査員・片桐優斗(中川大輔)だった(C)NTV

9月18日(土)放送の唐沢寿明主演ドラマ「ボイスII 110緊急指令室」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第9話では、片桐優斗(中川大輔)が内通者となったきっかけが明らかになる。

同ドラマは、2019年7月から放送された「ボイス 110緊急指令室」の続編で、緊急指令室「ECU」を舞台に、刑事たちが「声」を手掛かりに事件を解決するタイムリミットサスペンス。猟奇殺人犯に妻を殺され、犯人への復讐に燃えた敏腕刑事・樋口を唐沢が演じ、声紋分析官として事件の鍵を「声」「音」でひもとく橘ひかりを真木よう子が演じる。

前回放送された第8話のラストシーンで、樋口彰吾(唐沢)から、石川透(増田貴久)を撃った、いわゆる内通者として名指しされたのは、まさかの片桐優斗(中川)だった。県警捜査一課の捜査員としてスーツに身を包み、課長の重藤通孝(藤本隆宏)の下で捜査にあたっていた片桐。たびたび石川などに突っかかる場面はあったものの、血気盛んながら忠実に任務を果たしているように見えた。

第9話あらすじ


久遠(安藤政信)と内通し、石川を殺害した片桐に銃を向けた樋口。しかし、片桐はすかさず通孝に銃を突き付ける。憎しみに火をつけ、自分に引き金を引かせることが久遠の目的であることに気付いた樋口は、通孝を生きて解放することを条件に、あえて片桐に逃亡を許す。

その頃、海が見える別荘で現場のやり取りを聞いていた久遠は、自分の思い通りにならない樋口にいら立ちを感じていた。その目には、死んでもなお幻影となって久遠を責め立てる母親の姿が見えていた。

樋口とひかり(真木)は、ECUメンバーを集め、徐々に分かってきた久遠の情報を整理する。有名な舞踊家の娘だった久遠の母・由紀子は17歳の時に久遠を妊娠。これまで久遠が直接殺した被害者たちは、自分の母親と同学年で同じ地区に住んでいた人物だったことが分かる。

一方、ECUの緒方(田村健太郎)は、片桐のPCを自宅に持ち帰り、解析を進めていた。片桐が頻繁にアクセスしていたダークウェブ上のサイトを調べると、なんと今まで久遠が火をつけて起きた殺人事件の数々が実況放送されていたことが発覚。片桐は、閲覧数を稼ぐことで久遠の資金源を確保していた。サイトを潰そうとPCを操作する緒方。しかしその時、突然部屋に侵入してきた片桐に襲われ、目が覚めた時、緒方の前に現れたのは、ほほ笑む久遠だった。