「犬神家の一族」などの名作を4Kデジタルで上映！『角川映画祭』が開催決定

角川映画45年記念企画「角川映画祭」が、11月19日(金)よりテアトル新宿、EJアニメシアター新宿ほかにて開催されることが決定した。同企画を記念して世界初上映される、市川崑監督「犬神家の一族」(1976年)の4Kデジタル修復版など、31作品が一挙劇場公開される。

合わせて解禁されたポスタービジュアルは、「犬神家の一族」の劇中で、頭部全体を真っ白に覆うゴムマスク姿で登場するスケキヨ(佐清)を全面に映し出したもの。その特異な姿は一度見たら忘れられないビジュアルとなっている。

千葉真一さん追悼上映企画も実施

同映画祭では、現在の日本映画界に影響を与えたクリエイター(監督)たちの作品をラインナップ。「犬神家の一族」のほか、新種のウイルスが蔓延した人類の終末と再生を描いた小松左京の原作を、空前のスケールで描いた深作欣二監督「復活の日」(1980年)や、当時はまだ稀なNYロケを敢行し、三船敏郎や鶴田浩二などが出演した「人間の証明」(1977年)などが4K修復版で上映される。

また、原田知世の映画デビュー作であり、幾度となく映像化される、大林宣彦監督の名作「時をかける少女」(1983年)や、先日急逝した澤井信一郎監督による「Wの悲劇」(1984年)などベテラン勢の作品から、野村宏伸の映画デビュー作であり財津和夫、薬師丸ひろ子、桃井かおりらが共演した森田芳光監督による「メイン・テーマ」(1984年)など、フレッシュさが光る作品が並ぶ。

さらに、千葉真一さん追悼上映企画も実施。自身が主演とアクション監督を務め、“自衛隊vs戦国武将”を描いたスペクタクル巨篇「戦国自衛隊」(1979年)を特別上映する。