<おかえりモネ>前田航基&高田彪我の幼なじみコンビが現場でのエピソードを明かす!「ひょん(高田)がギターを弾いて、(永瀬)廉自身が歌ったんです」

連続テレビ小説「おかえりモネ」に出演中の(左から)前田航基と高田彪我(C)NHK

未知役・蒔田彩珠の誕生日には永瀬廉と高田彪我が豪華パフォーマンス!

――蒔田さんのお誕生日には皆さんでお祝いしたと伺いました。様子を教えていただけますか?

前田「豪華でしたよ! ひょん(高田)がギターを弾いて、King & Princeさんの『シンデレラガール』の替え歌を(永瀬)廉自身が歌ったんです。僕はWowって言ってるだけだったんですけど(笑)。それから、仲良しの小道具さんが段ボールに思い出の写真をいっぱいデコレーションしてくれて、そこに彩珠が好きなお菓子をたくさん入れてプレゼントしたんです」

高田「すごい良かったですよね〜」

前田「照明も普段撮影に使わないようなのがあって」

高田「ピンクとか、二重に光るライトとか」

前田「クラブみたいになってたよね(笑)」

――高田さんがギターを弾いて、「シンデレラガール」の替え歌を歌うというのは、どなたの発案だったんですか?

前田「ヘアメークさんです。最初、廉は自分で歌うことに躊躇していたんですけど、その方が『これは廉、行くべきでしょ!』と説得してくれて!」

高田「替え歌の歌詞を書いてくれたのも、そのヘアメークさんなんです。それで永瀬くんとヘアメークさんと3人で打ち合わせしたんです。本当は航基くんにも歌ってほしかったんですけど、スケジュールが合わなくて…」

――ギターは結構練習したんですか? それともすぐ弾けるように?

前田「ひょんは1回聞いたら、すぐ弾けるんですよ!」

高田「いやいやいや。そんなわけないでしょ!」

前田「だって、今まで弾かれへんかった曲なかったじゃん。基本、1回聞いたら、行けます!って」

高田「知ってる曲なら耳コピで、コードは何かな?と考えながら弾くのが特技と言いますか…」

――さすが、フォークデュオ“さくらしめじ”として活動されているだけありますね。ギターは普段から現場に持っていってたんですか?

高田「たまたまギターを現場に持っていった時に、先ほどのヘアメークさんに『BGMで弾いたらいいんじゃない?』と言われて、そこからずっと置いてあったんです(笑)」

前田「果耶ちゃんがウクレレを持ってきてたり、音楽のある現場なんだよね」

高田「音楽好きが多いね」

――役どころともリンクしてますね。そんな「おかえりモネ」も残り1カ月となりました。10月4日(月)から始まる第21週以降の見どころを教えてください。

前田「(モネが気象情報を伝えるコミュニティFMに出演する)“DJ三生”は間違いなく、見どころにしたいなと思って演じました。ラジオを通して、みんなに話しかけることは、バンド活動をしたり、ラッパーを夢見た三生にとって、ずっとしたかったことだと思うんです。人と喋ることは得意だと思うし、“般若心経はテクノだよ”という三生のせりふから見ても、お坊さんの仕事にやりがいを感じていると思うので、副住職としての貫禄みたいなものをお見せできたらいいなと思っています」

高田「悠人としては、市の職員として、モネの背中を押してあげるシーンが描かれていきます。今までも幼なじみとして支えていましたが、これからは役所の人間として支えていくので、そこが見どころになっていたらいいなと思います」

※高田彪我の「高」はハシゴダカが正式表記

取材・文=及川静