三枚目キャラから最新作“伝説の敏腕社長”まで!出演作続く俳優・三浦翔平が使い分ける“緩急”にハマる

2021/10/08 19:50 配信

ドラマ

【写真を見る】デスクの上に立ち上がり「会社は学校じゃねぇんだよ!」と吠える鉄平(三浦翔平) 「会社は学校じゃねぇんだよ」より (C)AbemaTV,Inc.

敏腕社長が吠える!「会社は学校じゃねぇんだよ」


奪い愛、冬」での怪演を経て、30歳を迎えた2018年からは人の上に立つカリスマ的な役柄が急増。頂点へと這い上がっていく若き敏腕社長を演じたドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」(2018年、ABEMA)、語り継がれる幕末のカリスマ・坂本龍馬を演じた映画「天外者」(2020年)、ひとりの少女の才能を見抜いてスターダムに押し上げるプロデュサーを演じた「M 愛すべき人がいて」(2020年、テレビ朝日/ABEMA)など、強烈な個性を放つキャラクターを演じてきた。

会社は学校じゃねぇんだよ」で演じた若手起業家・藤村鉄平は、上昇志向の塊のような青年。「ケンカしてでもな、勝ったヤツが上に立つのが会社だろ!」「俺は21世紀を代表する会社を作るって決めた。そのためだったら何でもやる!」と吠えまくり、会社を大きくするためなら床に落ちたパスタを食べたり、公衆の面前で全裸になったりと、本当に何でもやる。

その鉄平を、三浦が一切の妥協なく、食らいつくように演じている。脚本は、「奪い愛」シリーズも手掛けた鈴木おさむ氏。あり得ないほどシビアで容赦ないストーリーが三浦の切れ味鋭いナイフのような演技と合わさって、見る者に圧倒的なインパクトを与えた。

さらに、同じく鈴木氏が脚本を務める「M―」でも傍若無人、吠えて吠えて吠えまくるワンマンプロデューサーを熱演。甘いルックスからは想像できないほど太く自信に満ちあふれた声が、こうした“強い”キャラクターに説得力を与えた。