<ちむどんどん>ヒロインを演じる黒島結菜がクランクイン!川口春奈や上白石萌歌ら家族とのシーンに制作統括・小林氏『すごくいい家族になるのではないかなと』

2021/10/12 13:25 配信

ドラマ インタビュー

連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインを演じる黒島結菜(C)NHK


2022年度前期連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK総合ほか)でヒロイン・比嘉暢子(ひがのぶこ)を演じる黒島結菜が10月5日にNHK放送センター内のスタジオでクランクイン。制作統括・小林大児氏がインタビューに応じ、撮影の様子を明かした。

同ドラマは、2022年に米国からの返還50周年の節目を迎える沖縄を舞台に、ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロイン・暢子と、その兄妹たち家族の笑って泣ける朗らかな50年の物語を描く。暢子の母・優子(ゆうこ)を仲間由紀恵、父・賢三(けんぞう)を大森南朋が演じ、さらに兄・賢秀(けんしゅう)を竜星涼、姉・良子(りょうこ)を川口春奈、妹・歌子(うたこ)を上白石萌歌が務める。

脚本家・羽原大介によるオリジナル作品で、語りは沖縄出身のジョン・カビラが担当する。

スタジオ内の比嘉家のセットについて「渋谷のど真ん中だと忘れるくらい、素敵な沖縄のセットが組まれています。沖縄の料理もたくさん出てきますし、三線の音も常にどこかで響いていて、スタジオ中から沖縄言葉が聞こえてきて。沖縄ワンダーランドが渋谷に出現したのかというくらい沖縄の雰囲気が漂っていますね」と語った。

黒島の撮影現場での様子については、「初日から暢子という人物を自然に演じてくれています。コミカルな芝居もテンポがよく、共演者の方々とも息が合っていて、この上ないくらいの雰囲気で撮影は進んでいます」と話し、また「川口さん、黒島さん、上白石さん演じる3姉妹が、竜星さん演じる兄にダメ出しをする場面があるのですが、初めての本読みの時に、すごく速いテンポで、絶妙にコミカルな間で台詞を話していて。聞いているこちら側も『3人で事前に打ち合わせしたのかな』と思ったのですが、『ちむどんどん』の撮影では3人ともその場で初めて会って、演じているうちにこういうテンポが面白いかなと考えあのように演じた、という話を聞きました。これはすごくいい家族になるのではないかなと期待が高まりました」とエピソードを明かした。

東京で料理人を目指すヒロイン・暢子。黒島の“料理人ぶり”について「ヒロイン発表から撮影が開始されるまでの間料理の稽古をしていただきました。黒島さんは、プライベートでも料理されているとのことなので基本的なことは分かっていらっしゃるため、プロに見えるような厨房の立ち方や鍋の持ち方などを先生からご指導いただきました。雰囲気や佇まいが料理人に近づいているなと思います。黒島さんが稽古で作られた料理もとてもおいしかったです」と絶賛した。