百音・亮・未知の“本音”ぶつかる!張りつめた10分間に「しびれた…」の声<モネ>

2021/10/15 11:51 配信

ドラマ レビュー

「おかえりモネ」第110回より (C)NHK

清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。10月15日放送の第110回では、百音(清原)と未知(蒔田彩珠)、亮(永瀬廉)が3人で本音をぶつけ合う場面が約10分にわたって描かれ、視聴者の心をつかんだ。(以下、ネタバレがあります)

第22週「嵐の気仙沼」(10/11-10/15)では、亮の船が嵐で立ち往生し、非常に危険な状態に。百音や未知らが祈る中、未明になって船が無事に帰港。安否を心配していた陸の人々にも安堵の表情が広がった。

朝になり、亮と未知は2人で、百音が待機する「海のまち 市民プラザ」へ。はじめは未知と亮が、途中からは百音も加わって、本音で語り合った。

泣いている未知を前にしても「大丈夫だから。もう縛られなくていいよ」と笑おうとする亮。その根底にあるのは、東京で百音に語った「怖えじゃん、死ぬほど好きで大事なヤツがいるとかさ…。その人が目の前から消えたら、自分が全部ぶっ壊れる。そんなの怖えよ」という思い。大事な人だからこそ、傷つけたくないからこそ、近づかない。それが亮なりの優しさであり、自分の心を守るすべだったのだろう。

だがその優しさが、未知にはつらい。「亮くんは『大丈夫』しか言わない」と泣く未知を心配した百音が「どうしたの」と会話に加わった。

「りょーちん、笑わなくていいよ。『大丈夫』って言いながら、本当はなんて思ってたの?」百音に問いかけられ、亮はついに「お前に何がわかる、そう思ってきたよ、ずっと!俺以外の全員に!」と本心を解き放った。