「一緒にいたいってだけじゃ、ダメなの?」
「俺が、ここまで頑張ってこられたのは、みーちゃんがいてくれたからだって思ってる。でも俺、結局おやじとおんなじだから。うまくいってるように見えても、きっとどこかで崩れる」大切な人を失って崩れてしまった父親を見てきた亮にとって、その呪縛はあまりにも強烈だ。
そこで、未知が踏み出した。嵐の出来事の前までは「どうしても踏み込めない。踏み込ませてもらえない」と言っていた未知が、亮の手を取って「一緒にいたいってだけじゃ、ダメなの?」と問いかけた。
互いを気遣うあまり、“自分はどうしたい”が言えずにいた2人。未知の「一緒にいたい」というシンプルなメッセージが、亮の心を動かした。「俺、幸せになってもいいのかな」とためらいながら尋ねた亮に、未知はただ何度も頷いた。
頑なに自分を律していた亮が初めて口にした「幸せになってもいいのかな」という言葉に、視聴者からも安堵と感動の声が上がった。「幸せになっていいんだよ!」「りょーちんがやっと本音を話してくれた。『大丈夫』っていうのはSOSだったんだ」「涙腺崩壊…」の声や、迫真の10分間を繰り広げた清原、蒔田、永瀬への「しびれた…3人の演技がすごすぎた」「ドラマと思えなかった」「神回だった」といった賞賛の声が続出。Twitterでも「#おかえりモネ」「りょーちん」がトレンド上位に浮上する反響を呼んだ。