吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の新たな出演者13人が発表され、大島優子が大河ドラマ初出演する他、栄一の息子として泉澤祐希らが出演することが分かった。
同作は、新一万円札の顔としても注目され、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が幕末から明治へ、近代日本のあるべき姿を追い続け、時代の渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも高い志を持って未来を切り開いていく姿を描く。
大河ドラマ初登場となる大島は、「伊勢八」の名で知られた豪商・伊藤八兵衛の娘で、路頭に迷う妹たちを女手ひとつで養うため、芸者として身を立てることを決意し、門を叩いた置き屋で、三味線の師匠として出入りしていたやすと出会う伊藤兼子を演じる。
栄一と深く関わることになる兼子を演じる大島は「お話が来たときは、喜びと興奮で、歓声をあげました。しかし、その歓びも束の間、もうゴールが見えてきているではありませんか。この作品を彩ってきたスタッフの皆様、そして出演者の皆様、携わっているすべての方の費やしてきた時間と重みを一身に受け止めて、大切にバトンを握り締めようと心に決めました。最後まで、振り落とさずに走り抜けたいと思います。応援のほど、よろしくお願いします」とコメントを寄せた。
また、栄一の息子・篤二を泉澤が、栄一の孫・敬三を笠松将、栄一の次女・琴子を池田朱那を演じるなど栄一の家族が発表された。
泉澤は、大河ドラマへの出演の喜びを「大河ドラマは毎度、嬉しさと緊張の入り混じった気持ちになります」と語り、続けて演じる篤二への印象を「風流才子、多趣味、そして人当たりの良い方だったと聞きます。楽しみながら渋沢篤二さんを生きれればと思っておりますので、よろしくお願い致します」と明かした。
出演者の発表に制作統括の菓子浩氏は「栄一は、晩年、慶喜の名誉回復、福祉や教育事業、そして外国との懸け橋となる民間外交に全力を尽くしました。そして、その志を次世代へと繋ぐため、家族との時間も濃密になっていきます。『青天を衝け』いよいよラストスパートです。あらたにお迎えした素晴らしいキャストの皆さんと一緒に、駆け抜けたいと思います。最後までドラマチックな展開が続きます、どうぞご期待ください!」と語った。
愛希れいか、駒井蓮、呉城久美は大河ドラマ初出演となる他、忍成修吾、田村健太郎、内野謙太、菅野莉央、岡部たかし、長村航希の出演が発表された。
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