<真犯人フラグ>新たな“謎の男”が登場するなか、宮沢りえ“真帆”の傘やサッカーボールが考察の鍵に

2021/11/15 11:20 配信

ドラマ レビュー

姿を消した日に真帆(宮沢りえ)が持っていた傘が考察の鍵に (C)NTV

2021年10月期、2022年1月期の2クール連続放送となる、西島秀俊主演のドラマ「真犯人フラグ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第5話が11月14日に放送された。真犯人と見られて物理的な危害が加えられるようになってしまった凌介(西島)。そんななか事件につながっていそうなモノや、怪しい言動を見せるキャラクターへの注目が高まり、考察が加速している。(以下、ネタバレがあります)

凌介の自宅にサッカーボールが蹴り込まれる


同作は、ごく普通の真面目なサラリーマン・凌介が、日本中の注目を浴びる“疑惑の男”になりながらも、家族失踪の真実を追うミステリー。企画・原案の秋元康をはじめ、2019年に放送されたドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)の制作スタッフが再集結したことも話題になっている。

ある日、妻・真帆(宮沢りえ)と娘・光莉(原菜乃華)、息子・篤斗(小林優仁)が忽然と姿を消してしまった凌介。”悲劇の夫“として注目されるが、当日夜に飲酒していた様子を投稿したSNSなどから、一転して真犯人フラグを立てられてしまった。

第5話では、そんな凌介の身に危険が次々と迫った。前話ラストの描写にあったサッカーボールが部屋に蹴り込まれたことに始まり、正義をふりかざす一般人からはゼリー飲料をかけられ、何者かに車道に突き飛ばされてしまうまでに。

そんななかで考察の鍵となりそうなものも次々と映し出された。その一つがサッカーボール。凌介の自宅は団地の4階で、的確にボールを蹴りいれるのは至難の業だ。そこから篤斗が通うサッカー教室のコーチ・山田(柿澤勇人)の存在が浮かび上がる。凌介がボールのことで聞きに行ったとき、不自然な息遣いをして、直後に誰かに電話していたのも怪しい。

警察の捜査でボールが蹴り込まれた日に175cm以上の男が防犯カメラに映っていることが判明したが、凌介の新居を手掛ける住宅メーカーの営業マン・林(深水元基)も長身で、元サッカー部という経歴が明かされている。本話では婚約者の父との会話で凌介の新居の話から続いて「あっちのプロジェクトのほうにも」というせりふが気になるところだった。