中でも注目を集めたのは、井上武子役の愛希。2009年に男役として宝塚歌劇団に入団後、2011年に娘役に転向。その翌年にはトップ娘役に就任…と、宝塚でも異例のキャリアを持つ愛希。2019年に宝塚を退団後、この「青天を衝け」がテレビドラマ初出演となった。6年7カ月のトップ娘役の在任期間は、歴代トップ娘役の中では三番目の記録だ。
武子は、井上馨とともにアメリカやイギリス、フランスなどを2年かけて外遊した経験を持つ進歩的な女性。「OK! So...Here we go!」と英語を使いこなし、「西洋ではあいさつをする時に歯を見せつけます」と白い歯を見せ、完璧な笑顔を披露した。
劇中では、“西洋式のおもてなし”の指南役である武子が、千代たちにあいさつとしてのシェイクハンズ(握手)やハグ(抱擁)を教える場面も。すらりと美しい立ち居振る舞いで夜会ではダンスも披露した愛希に、視聴者からも「武子さん、背筋がピンとしていて高貴で本当に美しい。宝塚の方なのね。やっぱり宝塚ってすごい」「愛希れいかさんの笑顔の美しさに見惚れた」「ドレスさばきが本当にきれい。さすがとしか言いようがない!」と絶賛の声が上がった。
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