長瀬智也主演、7月期「日曜劇場」はラブストーリー

2017/04/10 06:00 配信

芸能一般

長瀬智也の他、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶが出演(C)TBS

TBS系7月期の日曜劇場で「ごめん、愛してる」(毎週日曜夜9:00-9:54)が放送されることが明らかになった。2004年に韓国KBSテレビで制作され、「冬のソナタ」をしのぐ29.2%の最高視聴率を記録、その年の韓国ドラマ界の各賞を総なめにした作品で、当時韓国で大ブームとなった究極のラブストーリーを、2017年に舞台を移し日本人キャストで紡いでいく。

今回主演を務めるのは長瀬智也。長瀬演じる主人公・岡崎律は、幼いころ母親に捨てられ不遇な環境を過ごしてきた。底辺で生きる彼の居場所はもはや裏社会にしかなかった。そんな暗たんとした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田凛華(吉岡里帆)を助ける。後に、これが二人にとって運命を変える出会いとなる。

長瀬のこれまでのキャリアの中で、これほどの純粋なラブ ストーリーは初めて。「僕にとってストレートなラブストーリーは、19歳のときに出演した『ラブとエロス』(1998年TBS系)以来」という長瀬が、愛を求めさまざまな感情が重なり合う律の心の内をどのように表現するのか、長瀬の新境地に期待がかかる。

また、三田凛華を演じるのは連ドラ初ヒロインとなる吉岡里帆。ことし1月期にTBS系火曜ドラマ「カルテット」で演じた、元地下アイドルで目が笑っていない魔性の女・来杉有朱役で大きな注目を集めた吉岡が、それとは正反対の、他人のために自己犠牲をいとわない純粋で愛情深い女性を演じる。

ほか共演には律の母親・日向麗子役に大竹しのぶ、麗子の息子・サトル役に坂口健太郎が決定している。

日向サトルを演じるのは日曜劇場初出演となる坂口。サトルは元ピアニストの母親の英才教育を受けて育ち、卓越した演奏技術とルックスで老若問わず女性に絶大な人気を誇るアイドルピアニストだ。ピアニストという役柄のため、既にピアノレッスンを開始し、気合十分だ。

そして長瀬演じる律が、憎みながらも激しく求めることになる母親・日向麗子を演じるのは大竹。

麗子はアーティスティックな一流ピアニストだったが、その後に挫折を経験。現役時代は世界で活躍していたことからプライドが高く、周囲を振り回す傾向にあるものの、サトルに対しては自分の持ち得るすべての愛情を注ぎ、甘やかしている。長瀬と大竹は、1997年放送の「Dearウーマンスペシャル」(TBS系)以来20年ぶりのドラマ共演となる。