15年前、吉高由里子“梨央”に届かなかった手…第7話まさかのラストに衝撃走る<最愛>

2021/11/27 12:10 配信

ドラマ レビュー

15年前の出来事を思い出した梨央(吉高由里子)(C)TBS

15年前の悲劇から、衝撃のラストへ


2006年に高校生の梨央が暮らしていた岐阜で起きた、大学院生・康介(朝井大智)の失踪事件。それから15年後、康介の白骨遺体が見つかり、その10日後に康介の父・昭(酒向芳)も遺体となって発見された。これが本作で描かれる事件だが、康介は連続暴行事件の犯人でもあった。

15年前にしおりと会ったときのことを思い出した梨央は、取材の予定でしおりと向き合った。

康介に抱えられていた、ぐったりとしていたしおりを心配して駆け付けた梨央だが、他から手伝いに呼ばれてその場を去っていた。意識が混濁しながらも梨央に手を伸ばそうとしていたしおりだが、その手は届かなかった。

「あの日から人生が一変しました。なのに、あなたは世界を変える30代…」と、自分と梨央の境遇の差を嘆くしおり。さらに「罪を犯した人間は報いを受けるべきなんです」と、昭の事件に関与しているかのような言葉も。

真相にグッと近づいていけるのかと思った矢先のラストは、翌朝に転落死したとみられる、変わり果てたしおりの姿が映し出された。

想像を超えた展開に視聴者は騒然。「報われない」「なんでこのタイミングで」「悲し過ぎる」など驚きの声が続々とSNSに投稿された。

しおりは事故なのか、事件なのか。さらなる謎が加わってしまった。しおりが不正のネタをつかんだ梨央の会社の専務・後藤(及川光博)も怪しい動きをしていた。衝撃のラストから、考察がさらなる盛り上がりを見せている。

第8話は12月3日(金)に放送される。出社した梨央は、秘書からしおりと後藤がもめていたようだと聞かされる。しかし、その後藤とは加瀬も前日から連絡が取れず、行方をつかめずにいた。

(文=ザテレビジョンドラマ部)

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