1月21日(金)公開の映画「さがす」の完成披露試写会が行われ、佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智、片山慎三監督が登壇。“2021年最大の衝撃エピソード”として、佐藤が息子との会話を明かした。
同作は、「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」と告げ姿を消した父・原田智(佐藤)と、一人残され、父を探す娘・楓(伊東)の姿を描く。また、指名手配中の連続殺人犯・山内照巳役を清水が、自殺志願者・ムクドリ役を森田が演じる。監督の片山は、映画「岬の兄妹」で長編映画監督デビュー、本作が初の商業映画となる。
司会者から“今年、一番衝撃的だったこと”を聞かれた佐藤は、「昨夜、息子に『サンタさんにクリスマスプレゼントお願いした?』と聞いたら、『実際にサンタさんがいる確率よりも、お父さんがサンタさんの確率の方が高いと思う』と言われまして…『ついにこの時がきた!』と思いました。でも、妻は『業務委託っていう可能性もあるよ』と粘ってました(笑)」と答え周囲を笑わせた。
また佐藤は、片山監督と19年前にも仕事をしていたことを明かし、当時は「制作の右も左も分からないあんちゃんで、人というよりはほぼ“サル”だった」と例えながらも、「サルだった男が商業映画デビューできて、この場にいる」「立派に喋ってるから親の気分です」と感慨深そうに話した。
最後に、佐藤は「見るのに勇気がいる、体力がいるというご意見も聞くんですけど、エンターテインメントとして、先が読めないということで楽しめる。普段映画を見ない方も、いろいろな方に刺さる作品だと思います」と語り、片山監督は「心血を注いで作った映画なので、見て楽しんでいただけたら」とアピールした。
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