2021/12/24 13:00 配信
続いてウエストランドの漫才では、ツッコミ担当の井口浩之の不満が爆発し、まず「(引越しの)審査落ちたわ」と明かすと、「ギャラ折半で、お前さえいなければ、僕の給料、2倍3倍違うんだよ!」「お前が家決まって、なんで俺は審査落ちてんだよ」などと声を荒げた井口だったが、相方の河本太が「その折半の給料で、冬用の高い寝袋とナイフ3本買った」とカミングアウトしたことで、「僕の給料がなかったら、お前の給料2万円の月あったからな!」「2万円が20万、30万に、僕のおかげでなってんだよ!」とさらにヒートアップしていく。その後も、絶妙な秘密を明かしていく河本に、やりきれない不満をぶつける井口だった。
またCOWCOWは、漫才中に演じた女性キャラのままカミングアウトを開始し、ボケ担当の多田健二は、楽屋のトイレや洗面台の使い方について、「あなたがいないときに、全部、きれいに拭いているのよ!」という告白から、「小をする時、ちゃんと座ってやって!」「風水的に悪いから、使ったあとはフタをちゃんと閉めて!」などと声をあげ、怒涛のダメ出しを受けた相方の善しだったが、多田が風水の話題を持ち出したとたん、「風水をめちゃめちゃ気にするのやめて!」「イベントもライブの日も、全部、風水で決めんのやめて!」「2022年の12月まで、ライブ決めんのやめて!」と猛反撃する。しかし、多田は「天赦日に入れるわよ!」「ちょっとでもウケたほうがいいじゃないのよ!」となおも反論し、ネタ中のキャラクターのまま言いあうふたりにスタジオは爆笑となった。
さらに、その後も、一向に終わらないカミングアウトの応酬に、大悟は「もう終われって(笑)」、ノブも「もう優勝です」と声をかけたところで、ようやく漫才が終了し、大悟は「これのライブやってほしいわ」「めちゃくちゃおもろい」と、大絶賛した。
そして、スタジオの笑いも止まぬなか、審査員たちは迷いなく全員が10点をつけ、30点満点を獲得したCOWCOWが、「カミングアウト漫才2021」優勝となった。
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