千鳥、攻めた企画をやり続ける“NGの少なさ”と“プレイヤーへのこだわり”「ウケなかったら僕ら千鳥のせい」

2022/03/25 08:30 配信

バラエティー インタビュー 独占

千鳥、ハードな企画を続ける“NGの少なさ”と“プレイヤーへのこだわり”

大悟、ノブ ※ザテレビジョン撮影


――斉藤さんと大井さんは、昔から千鳥さんと様々な番組でタッグを組んでいます。そんなお2人から見て、千鳥さんが東京でブレイクした理由は何だと思いますか。

大井:やはり、NGが少ないというところが大きいのかなと。とりあえずやってみて面白くしてくれるという信頼感を感じているスタッフさんは多いと思います。

斉藤:それに、企画の幅がめちゃくちゃ広いんです。どんな企画を投げても、どちらかがなんとかするという関係性が素晴らしいです。

大井:大体このぐらいのキャリアになると、スタジオでVTRやネタを見るだけという方が多いんですけど、千鳥さんは必ずどちらかがプレイヤーでいてくれるんですよ。常にどちらかが追い込まれているということをまだやっていて、僕ら作り手からしたら頼もしいですけど、若手からしたら嫌だろうなと思います(笑)。

――千鳥のお2人に伺います。大井さんが「NGが少ない。必ずプレイヤーでいてくれる」と話された通り、「チャンスの時間」では攻めた企画を多数実施しています。テレビで多くの番組を抱える現在もなお、ハードな企画を続ける理由をお聞かせください。

ノブみんなやりたいんじゃないですかね?「仕事が増えてきたから尖った企画はもうやらない」なんて考える芸人はいないと思います。だから「チャンスの時間」のような、何の情報をお届けする必要もなく、「ただボケてツッコんで笑いが生まれて楽しい」という番組をやらせてもらえてありがたいですし、自分たちは幸せ者だと感じますね。

大悟「“お笑い色”の強い番組をやりたい」と芸人は皆、思っているでしょうしね。僕らはありがたいことに、そういう番組ばかりやらせてもらってますが、その中でも「チャンスの時間」だけは、(TKOの)木下さんに会えるんで(笑)。他の番組でもゴリゴリお笑いをやっているつもりなんですけど、まだ出会えない。でもこの番組に来れば、半年に1回ぐらい木下さんに会えるからうれしいですね(笑)。千鳥は別にチャンスではないですけど、“木下のチャンス”という(笑)。

千鳥のコンプラとの向き合い方「不快になることは言いたくない」“面白さファースト”


――「チャンスの時間」は尖った企画が多いですが、一方ではネット配信コンテンツでもテレビでも、年々コンプライアンスが厳しくなっているという側面があります。皆さんはコンプライアンスとどのように向き合っていますか。

ノブ僕らはコンプライアンスについて詳しくはわかりません。だけど、人が見て不快になることや嫌な気持ちになることを、僕らは言いたくない。ただただ、面白いことだけをしたいんです。

大悟コンプライアンスを気にしないとダメなんでしょうけど、あんまり気にしてないですね。僕が人の話を聞いていて引っかかるのは、「あ、言ってはいけないことを分かったうえで、気をつかってこのワードに変えたな」ってわかるときなんですよ。だから僕は、直接的な下ネタをグッと言うんです(笑)。そこまで言ってしまえば、「こいつバカか」となって悪気がないやつに思われるので。そういう技を使っています(笑)。

ノブあれは技だったんだ(笑)。

――斉藤さんと大井さんはいかがでしょうか。

斉藤:もちろん配慮するべきところはむちゃくちゃ考えています。だけど千鳥のすごいところは、下ネタやえぐみのある企画でも、ウソかホントか分からないギリギリのファンタジーにしてくれるんですよ。僕らも、下ネタやスキャンダル的なゲスいことがやりたいわけじゃないし、本当のことが知りたいわけでもない。それを千鳥も汲んでくれていて「ただ笑いたいだけ」という着地点にいつも2人が持っていってくれるから、結果として「あー、面白かった」で終われている気がします。

大井:「あれはちょっと止めよう」というような真面目な話もするんですよ。くだらない、面白いが先にくるように気をつけています。

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