10月2日(月)スタートの連続テレビ小説「わろてんか」(毎週月~土曜朝8.00-8.15ほか、NHK総合ほか)に、松坂桃李、高橋一生らの出演が決まった。
本作は京都の老舗薬種問屋に生まれた「笑い上戸」の少女・てん(葵わかな)が、ひょんなことから寄席経営を始め、やがて日本で初めて“笑い”をビジネスにしていく姿を描く。松坂はてんの夫・藤吉役を務める他、高橋はショービジネスを展開させ、てんと親交を深める青年実業家・伊能を演じる。
今回発表された新出演者は、松坂、濱田岳、高橋、遠藤憲一、鈴木保奈美、竹下景子、千葉雄大、堀田真由、徳永えりの9人。
NHK大阪放送局にて行われた記者会見には、葵を含めた10人が登壇。キャストによるコメントは以下の通り。
ヒロイン発表会見では1人だったんですけど、先ほどこうして全員そろって、いよいよ始まったんだなと考えていました。本当に素晴らしい、すてきな方々とご一緒させていただけるのが、うれしくもあり、付いて行けるかなという不安もあります。
1つのチームだと思って、時には皆さんに支えていただきながら最後まで笑って走っていけたらいいなと思います。どうぞよろしくお願いします。
僕が「朝ドラ」に出させていただいたのは、5年前です。その時に10カ月ほど撮影して「朝ドラ」の懐で育てられたようなものなので、今回はそこで培った経験や、学んだことを存分に生かしていきたいです。
「わろてんか」では葵さんを一生懸命に支えて、笑いじわがいっぱい増えるぐらい、笑わせていけたらなと思っております。よろしくお願いします。
「朝ドラ」に出させていただくのは初めてで、緊張していますし、責任も感じています。見てくださったみなさんにすてきな朝をお届けできるように、すごく真剣に、たくさんふざけて、監督に1回怒鳴られるまではやってみようと思います(笑)。よろしくお願いします。
この作品の題名のように、楽しく、魅力的なキャストの皆さんと一緒にお芝居をさせていただけることが、心から楽しみです。充実させたいと思っているので、よろしくお願いします。
自分が20代の初めのころ、「朝ドラ」のオーディションを受けて、一発目の面接の時に「朝の顔じゃない」って落とされたのでね(笑)。すごくその言葉が心の中にズシンと残りまして、「朝の顔じゃないんだ…」というのがずーっと育って、それが7年前、初めて「てっぱん」という作品で、お父さん役をいただきました。
その役をやった時、こういう顔付きですので、なるべく穏やかに、柔らかく演じるように苦労をして、撮影を終えました。
でも「てっぱん」が終わって、「『朝ドラ』は、まぐれだったんだな」と思っていたら、7年が過ぎて今回またお父さん役をいただくことができました。
これで「朝の顔じゃない」っていうことを払拭(ふっしょく)できたと思ったんですけど、台本を見たら“鬼さんのようなギョロ目の男”という、ほぼこのこわもてを前面に出す役でした…(笑)。「朝から大丈夫かな?」とちょっと不安なんですが、よろしくお願いします。
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