亀梨和也のストイックさが伝わる…SPインタビュー映像が解禁！「楽な所に行かないことを心掛けた」＜正体＞

3月12日(土)よりスタートする「連続ドラマW 正体」(毎週土曜夜10:00-、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信)。このたび、主演を務める亀梨和也のスペシャルインタビュー映像が解禁され、演じた役柄へのこだわり、本作への思いなどが語られている。また、本作の緊迫感が伝わる新たな場面写真も公開された。

亀梨和也のストイックなこだわり

本作は、デビューと共に「第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞」を受賞した染井為人の同名小説が原作。亀梨は、映画「事故物件 恐い間取り」(2020年)以来の再タッグを中田秀夫監督と組み、脱獄する死刑囚・鏑木を演じる。

スペシャルインタビューの中で、“初めて脚本を読んだ時の感想”を聞かれた亀梨は、「一筋縄ではいかない、作品の中におけるエンターテインメント性が非常にある作品だと思った」と明かし、“今作の役どころについて”、「白に近いグレーな人間。真っ白じゃない人間」と独自の視点で自身が演じた鏑木というキャラクターを分析。

続けて、劇中でさまざまな扮装をする役柄に伴い“さまざまなキャラクターを演じる事について”質問されると、「演じ分けをしてしまうとリアリティーが欠けてしまう。器用に演じてしまったら鏑木ではない、楽な所に行かないことを心掛けた」とストイックなこだわりも垣間見せている。

「どう生き抜くか、どう存在するかが1つ大きなテーマ」

今作で2度目のタッグとなった“中田監督について”は、「その時のベストを判断する能力、監督のその潔さはすごい好きですね」と全幅の信頼を寄せている様子。

そして、“本作の見どころ”を「各エピソードごとに全然違った魅力がある作品。その中に鏑木が存在している、この存在をどうみなさんが捉えてくれるか、それが一番大きな見どころになっていくんじゃないかな」とアピールし、演じる鏑木が「どう生き抜くか、どう存在するかが1つ大きなテーマ。各エピソード出てくる人たちとの巡り合わせ、空気感、何かを感じてもらえるような作品になるんじゃないかなと思います」と自信たっぷりの表情で語っている。

また、迫る警察の包囲網に追い詰められ、鏑木が包丁を手に堀田真由演じる舞を人質に取った場面写真も新たに公開された。